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New-PowerPivotServiceApplication コマンドレット

新しい PowerPivot サービス アプリケーションを作成します。

構文

New-PowerPivotServiceApplication [-ServiceApplicationName] <string> [-DatabaseServerName] <string> [-DatabaseName] <string> [-AddToDefaultProxyGroup <switch>] [<CommonParameters>]

説明

New-PowerPivotServiceApplication コマンドレットは、ファームで新しい PowerPivot サービス アプリケーションを作成します。 少なくとも 1 つのサービス アプリケーションを定義し、それは既定のプロキシ サービス グループのメンバーである必要があります。 必要に応じて、プロパティまたは構成の設定を変更する必要がある場合は、追加のサービス アプリケーションを作成できます。 追加のサービス アプリケーションは、カスタム サービス接続グループにメンバーシップを割り当てる必要があります。 1 つの PowerPivot サービス アプリケーションだけが、既定のプロキシ グループのメンバーになることができます。

新しいサービス アプリケーションは、既定の構成を使用して作成されます。 構成プロパティをカスタマイズするには、Set-PowerPivotServiceApplication コマンドレットを使用します。

パラメーター

-ServiceApplicationName <string>

サービス アプリケーションの表示名を設定します。

必須/オプション

必須

位置

0

既定値

パイプライン入力の受け入れ

不可

ワイルドカード文字の受け入れ

不可

-DatabaseServerName <string>

アプリケーション データベースをホストする SQL Server リレーショナル データベース エンジン インスタンスを指定します。 既定では、ファームのデータベース サーバーを使用するか、データベース権限を作成する他のデータベース サーバーを選択できます。

必須/オプション

必須

位置

1

既定値

パイプライン入力の受け入れ

不可

ワイルドカード文字の受け入れ

不可

-DatabaseName <string>

アプリケーション データを格納する SQL Server リレーショナル データベースの名前を指定します。 目的を簡単に識別できるように、アプリケーションに対応した名前を指定する必要があります。 作成する新しいアプリケーションのために、新しいデータベースを作成するか、または既存の PowerPivot サービス アプリケーション データベースを指定できます。

必須/オプション

必須

位置

2

既定値

パイプライン入力の受け入れ

不可

ワイルドカード文字の受け入れ

不可

-AddToDefaultProxyGroup <switch>

既定のサービス接続グループで PowerPivot サービス接続を作成します。 Web アプリケーションとサービス アプリケーション間の関連付けは、このグループのメンバーシップによって決定されます。 これにより、既定のサービス接続のグループにサブスクライブしているすべての Web アプリケーションが、グループに追加する PowerPivot サービス アプリケーションを使用できます。 ファームには、複数の PowerPivot サービス アプリケーションを持つことができますが、そのうち 1 つだけが既定のサービス接続グループのメンバーになることができます。

既定のプロキシ グループのメンバーである PowerPivot サービス アプリケーションが既にある場合は、作成する新しいアプリケーションで AddToDefautlProxyGroup:$false を設定する必要があります。 新しいサービス アプリケーションを、カスタム サービス接続グループに追加する必要があります。 このために、組み込みの SharePoint コマンドレットを使用することができます。 Get-SPServiceApplicationProxyGroup は、ファームで定義されているサービス接続グループの一覧を返します。

必須/オプション

オプション

位置

指定

既定値

パイプライン入力の受け入れ

不可

ワイルドカード文字の受け入れ

不可

<CommonParameters>

このコマンドレットは共通のパラメーターをサポートしています (Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、および OutVariable)。 詳細については、「About_CommonParameters」を参照してください。

入力および出力

入力型は、コマンドレットにパイプできるオブジェクトの型です。 戻り値の型は、コマンドレットが返すオブジェクトの型です。

入力

なし。

出力

なし。

例 1

C:\PS>New-PowerPivotServiceApplication -ServiceApplicationName "PowerPivot Service Application" -DatabaseServerName "AdvWorks-SRV01\PowerPivot" -DatabaseName "PowerPivotServiceApp1" -AddtoDefaultProxyGroup:$true

この例では、新しいサービス アプリケーションを作成します。 PowerPivot 名前付きインスタンスとしてインストールされた AdvWorks-SRV01 という名前のデータベース サーバーでサービス アプリケーション データベースが作成されます。多くの PowerPivot for SharePoint インストールの共通の構成です。 データベースを作成するには、SQL Server インスタンス上で dbcreator 権限が必要です。 SharePoint 構成データベースで db_owner である必要があります。 ファームの最初の PowerPivot サービス アプリケーションであるため、それは既定のプロキシ グループのメンバーである必要があります。