Excel 用 MDS アドインでのデータ品質照合
後で、MDS リポジトリにさらにデータを追加する場合があります。 データを追加する前に、新しいデータと既に MDS で管理されているデータを比較することは、重複するデータや不正確なデータの追加を避けるために役立ちます。
MDS Excel 用アドインでは、SQL Server の Data Quality Services (DQS) 機能を使用して、類似するデータを照合します。 アドインの照合機能を使用すると、類似するレコードがグループ化され、結果の精度を表すスコアが表示されます。 DQS によって提供される照合機能の詳細については、「データ照合」を参照してください。
データ品質照合のワークフロー
MDS Excel 用アドインで DQS を使用する場合、次のワークフローを使用します。
MDS によって管理されるデータの一覧を取得して、MDS によって管理されていないデータの一覧と結合します。 詳細については、「データの結合 (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。
DQS ナレッジを使用して、結合した一覧のデータを比較します。 詳細については、「類似データの照合 (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。
DQS で見つかった類似性について詳細を確認するには、詳細列を表示します。
結果を確認し、MDS リポジトリに追加する必要があるデータと重複しているデータを判別します。
新しいデータと更新されたデータを MDS リポジトリにパブリッシュします。
ナレッジ ベース
アドインで提供される照合結果は、DQS ナレッジ ベースに基づいています。
既定のナレッジ ベース (DQS データ) は、DQS のインストール時に作成されます。 (Data Quality Client で既定のナレッジ ベースに照合ポリシーを追加せずに) 既定のナレッジ ベースを使用する場合は、ワークシート内の列をナレッジ ベース内のドメインにマップしてから、選択したドメインに重み値を割り当てる必要があります。
Data Quality Client を使用して、照合ポリシーと共にナレッジ ベースを作成するか、既定のナレッジ ベースに照合ポリシーを追加することができます。 この場合、重み値は既に作成済みの照合ポリシーによって決定されるので、列をドメインにマップするだけで済みます。 詳細については、「照合ポリシーの作成」を参照してください。
ナレッジ ベースの詳細については、「DQS のナレッジ ベースとドメイン」を参照してください。
関連タスク
タスクの説明 |
トピック |
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外部データを MDS によって管理されるデータと結合して、比較できるようにします。 |
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DQS ナレッジを使用して、データの類似性を見つけます。 |