Invoke-ProcessCube コマンドレット
特定の処理の種類の変数を使用してキューブを処理します。
構文
Invoke-ProcessCube [-Name] <System.String> [-Database] <System.String> [-ProcessType] <Microsoft.AnalysisServices.ProcessType> [<CommonParameters>]
Invoke-ProcessCube –DatabaseCube <Microsoft.AnalysisServices.Cube> [-ProcessType] <Microsoft.AnalysisServices.ProcessType> [<CommonParameters>]
説明
Invoke-ProcessCube コマンドレットは、指定したレベルにキューブを処理します。 たとえば、ProcessFull は既存のデータをすべて新しいデータで上書きします。 キューブを処理する際は、処理の種類を指定する必要があります。 詳細については、「処理オプションと設定 (Analysis Services)」を参照してください。
パラメーター
-Name <string>
処理するキューブを指定します。
必須/オプション |
必須 |
位置 |
0 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
不可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
-Database <string>
キューブが属するデータベースを指定します。
必須/オプション |
必須 |
位置 |
1 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
不可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
-ProcessType <Microsoft.AnalysisServices.ProcessType>
処理の種類を指定します (ProcessFull、ProcessAdd、ProcessUpdate、ProcessIndexes、ProcessData、ProcessDefault、ProcessClear、ProcessStructure、ProcessCelarStructureOnly、ProcessScriptCache、ProcessRecalc)。
必須/オプション |
必須 |
位置 |
2 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
不可 |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
-DatabaseCube <Microsoft.AnalysisSevices.Cube>
処理する Microsoft.AnalysisServices.Cube オブジェクトを指定します。 パイプラインを介してキューブ名を渡す場合は、このパラメーターを使用します。
必須/オプション |
必須 |
位置 |
指定 |
既定値 |
|
パイプライン入力の受け入れ |
可 (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の受け入れ |
不可 |
<CommonParameters>
このコマンドレットは共通のパラメーターをサポートしています (-Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable)。 詳細については、「About_CommonParameters」を参照してください。
入力および出力
入力型は、コマンドレットにパイプできるオブジェクトの型です。 戻り値の型は、コマンドレットが返すオブジェクトの型です。
入力 |
なし |
出力 |
なし |
例 1
PS SQL SERVER:\sqlas\locahost\default\Databases\AWTEST\Cubes\Adventure Works > Get-Item .| Invoke-ProcessCube–ProcessType:ProcessDefault
このコマンドは、処理対象のキューブの ID をパイプで渡しています。
例 2
PS SQL SERVER:\sqlas\locahost\default > Invoke-ProcessCube “Adventure Works” –database AWTEST –ProcessType:ProcessDefault
このコマンドは、AWTEST データベースの Adventure Works キューブを処理します。