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DISCOVER_MEMORYUSAGE 行セット

サーバーによって割り当てられているさまざまなオブジェクトの DISCOVER_MEMORYUSAGE 統計を返します。

注記注意

この行セットでは、非常に大きな結果セットが生成されることがあります。 SQL Server Management Studio によって許可されている量よりも多くの表示メモリを必要とするために結果を表示できない場合、次の既定の場所にある一時ファイルに結果が書き込まれます。

'<drive>:\Users\<username>\AppData\Local\Temp\<fileID>.xml'

対象: テーブル モデル、多次元モデル

行セットの列

DISCOVER_MEMORYUSAGE 行セットには、次の列が含まれています。

列名

型インジケーター

制限

説明

MemoryID

DBTYPE_UI8

 

メモリを識別する番号。

MemoryName

DBTYPE_WSTR

メモリを所有しているオブジェクトの名前。

SPID

DBTYPE_UI4

メモリを割り当てたセッション。 ゼロは、メモリが特定のセッションに関連付けられていないことを意味します。

CreationTime

DBTYPE_DBTIMESTAMP

 

"オブジェクトが作成された時刻" または "メモリが割り当てられた時刻"。

BaseObjectType

DBTYPE_UI4

オブジェクトの型を記述する番号です。 BaseObjectType が同じオブジェクトは同じ型になります。

MemoryUsed

DBTYPE_UI8

○ 

オブジェクトの現在のサイズです。オブジェクトが使用するために割り当てられているメモリよりも小さい場合があります。

MemoryAllocated

DBTYPE_UI8

 

オブジェクトが使用するために割り当てられているメモリの量。オブジェクトが実際に使用するメモリの量よりも大きい場合があります。

MemoryAllocBase

DBTYPE_UI8

 

オブジェクト自体に最初に割り当てられたバイト数 (オブジェクトのコンテンツに対する追加の割り当てを除く)。

MemoryAllocFromAlloc

DBTYPE_UI8

 

このオブジェクトのコンテンツに割り当てられたメモリ。

ElementCount

DBTYPE_UI4

コンテナー オブジェクトの場合、これはそのオブジェクトに含まれるオブジェクトの数です。

Shrinkable

DBTYPE_BOOL

メモリが圧縮可能かどうかを示すブール値 (メモリ不足により解放することができます)。 true の場合メモリは圧縮可能であり、false の場合メモリは圧縮不能です。

ObjectParentPath

DBTYPE_WSTR

このオブジェクトの完全なパスを識別する文字列。

ObjectID

DBTYPE_WSTR

オブジェクトを識別する文字列。 このオブジェクトの完全なパスは、文字列 (ObjectParentPath + '.' + ObjectId) で表されます。

このスキーマ行セットは並べ替えられません。

ADOMD.NET を使用した行セットのリターン

ADOMD.NET とスキーマ行セットを使用してメタデータを取得する場合、GetSchemaDataSet メソッドで GUID または文字列を使用してスキーマ行セット オブジェクトを参照できます。 詳細については、「ADOMD.NET でのスキーマ行セットの操作」を参照してください。

次の表に、この行セットを識別する GUID と文字列の値を示します。

引数

GUID

A07CCD21-8148-11D0-87BB-00C04FC33942

ADOMDNAME

MemoryUsage

関連項目

参照

XML for Analysis スキーマ行セット