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Integration Services サーバーへのプロジェクトの配置

現在のリリースの Integration Services では、Integration Services サーバーにプロジェクトを配置できます。 Integration Services サーバーを使用すると、さまざまな環境を利用して、パッケージの管理、パッケージの実行、およびパッケージに合わせたランタイム値の構成を行うことができます。

環境の詳細については、「サーバー環境の作成とマップ」を参照してください。

注意

以前のバージョンの Integration Services と同様に、現在のリリースでも、パッケージを SQL Server のインスタンスに配置し、Integration Services サービスを使用してパッケージを実行および管理できます。 パッケージ配置モデルを使用できます。 詳細については、「パッケージの配置 (SSIS)」を参照してください。

プロジェクトを Integration Services サーバーに配置するには、次の作業を実行する必要があります。

  1. SSISDB カタログをまだ作成していない場合は、作成します。 詳細については、「SSIS カタログの作成」を参照してください。

  2. Integration Services プロジェクト変換ウィザードを実行して、プロジェクトをプロジェクト配置モデルに変換します。 詳細については、後の手順「プロジェクトをプロジェクトの配置モデルに変換するには」を参照してください。

    • SQL Server 2012 Integration Services (SSIS) でプロジェクトを作成した場合、既定では、プロジェクトではプロジェクト配置モデルが使用されます。

    • 以前のリリースの Integration Services でプロジェクトを作成した場合、Visual Studio でプロジェクト ファイルを開いた後に、プロジェクトをプロジェクト配置モデルに変換します。

      注意

      プロジェクトに含まれている 1 つ以上のデータ ソースは、プロジェクトの変換が完了すると削除されます。 プロジェクト内のパッケージで共有可能なデータ ソースへの接続を作成するには、プロジェクト レベルで接続マネージャーを追加します。 詳細については、「パッケージの接続マネージャーを追加、削除、または共有する」を参照してください。

      Integration Services プロジェクト変換ウィザードを Visual Studio または SQL Server Management Studio のいずれから実行するかによって、ウィザードが実行する変換タスクは異なります。

      • ウィザードを Visual Studio から実行した場合、プロジェクトに含まれるパッケージは Integration Services 2005、2008、または 2008 R2 から現在のバージョンの Integration Services で使用されている形式に変換されます。 元のプロジェクト (.dtproj) ファイルおよびパッケージ (.dtsx) ファイルはアップグレードされます。

      • ウィザードを SQL Server Management Studio から実行した場合、プロジェクトに含まれるパッケージおよび構成からプロジェクト配置ファイル (.ispac) が生成されます。 元のパッケージ (.dtsx) ファイルはアップグレードされません。

        ウィザードの [変換先の選択] ページで、既存のファイルを選択するか、新規ファイルを作成することができます。

        プロジェクトの変換時にパッケージ ファイルをアップグレードするには、Integration Services プロジェクト変換ウィザードを Visual Studio から実行します。 プロジェクトの変換とは別にパッケージ ファイルをアップグレードするには、Integration Services プロジェクト変換ウィザードを SQL Server Management Studio から実行してから、SSIS パッケージ アップグレード ウィザードを実行します。 パッケージ ファイルを個別にアップグレードする場合は、必ず変更を保存します。 保存しないと、プロジェクトをプロジェクトの配置モデルに変換するときに、パッケージに対する未保存の変更が変換されません。

    パッケージのアップグレードの詳細については、「Integration Services パッケージのアップグレード」および「SSIS パッケージ アップグレード ウィザードを使用した Integration Services パッケージのアップグレード」を参照してください。

  3. プロジェクトを Integration Services サーバーに配置します。 詳細については、後の手順「Integration Services サーバーにプロジェクトを配置するには」を参照してください。

  4. (省略可能) 配置されたプロジェクト用の環境を作成します。 詳細については、「サーバー環境の作成とマップ」を参照してください。

プロジェクトをプロジェクトの配置モデルに変換するには

  1. Visual Studio でプロジェクトを開き、ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、[プロジェクト配置モデルに変換] をクリックします。

    -または-

    オブジェクト エクスプローラーの Management Studio で、[プロジェクト] ノードを右クリックし、[パッケージのインポート] を選択します。

  2. ウィザードを完了します。 詳細については、「Integration Services プロジェクト変換ウィザード」を参照してください。

Integration Services サーバーにプロジェクトを配置するには

  1. Visual Studio でプロジェクトを開き、[プロジェクト] メニューの [配置] を選択して、Integration Services 配置ウィザードを起動します。

    -または-

    SQL Server Management Studio のオブジェクト エクスプローラーで、Integration Services、SSISDB ノードの順に展開し、配置するプロジェクトの [プロジェクト] フォルダーを探します。 [プロジェクト] フォルダーを右クリックして [プロジェクトの配置] をクリックします。

    -または-

    コマンド プロンプトで、%ProgramFiles%\Microsoft SQL Server\110\DTS\Binn から isdeploymentwizard.exe を実行します。 64 ビット コンピューターでは、%ProgramFiles(x86)%\Microsoft SQL Server\100\DTS\Binn に、このツールの 32 ビット バージョンがあります。

  2. [ソースの選択] ページで、[プロジェクト配置ファイル] をクリックして、プロジェクトの配置ファイルを選択します。

    または

    [Integration Services カタログ] をクリックし、SSISDB カタログに既に配置されているプロジェクトを選択します。

  3. ウィザードを完了します。 詳細については、「Integration Services 配置ウィザード」を参照してください。