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DMX を使用したドリルスルー クエリの作成

ドリルスルーをサポートするすべてのモデルでは、SQL Server Management Studio または DMX をサポートするその他のクライアントで DMX クエリを作成することで、ケース データと構造データを取得できます。

注記注意

データを表示するには、ドリルスルーが有効になっており、必要な権限がある必要があります。

ドリルスルー オプションの指定

モデル ケースと構造ケースを取得する場合の一般的な構文は、次のとおりです。

SELECT <model column list>, StructureColumn('<structure column name') FROM <modelname>.CASES

DMX クエリを使用してケース データを返す方法の詳細については、「SELECT FROM <model>.CASES (DMX)」および「SELECT FROM <structure>.CASES」を参照してください。

使用例

次に示す DMX クエリでは、タイム シリーズ モデルから特定の製品シリーズのケース データが返されます。 このクエリでは、Amount 列も返されます。この列はモデルでは使用されていませんが、マイニング構造では使用可能です。

SELECT [DateSeries], [Model Region], Quantity, StructureColumn('Amount') AS [M200 Pacific Amount]
FROM Forecasting.CASES
WHERE [Model Region] = 'M200 Pacific'

この例では、別名を使用して構造列の名前が変更されています。 構造列に別名を割り当てないと、'Expression' という名前で列が返されます。 これはすべての名前のない列に対する既定の動作です。

関連項目

概念

ドリルスルー クエリ (データ マイニング)

マイニング構造でのドリルスルー