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Measure 要素 (CSDL)

Measure 要素では、テーブル モデルで集計を提供するために、または KPI として利用するために使用できる計算を定義します。 Measure 要素は Property 要素が基になっています。

Measure 要素は、次の子要素をこの順で持つことができます。

  • Documentation 要素

  • Annotation 要素

  • Kpi 要素

該当する属性

次の表では、Measure 要素で使用できる属性、および Property 要素に適用される属性について説明します。

属性名

必須

DefaultImage

はい

KPI で定義されているターゲットに対するマイナス、0、またはプラスの進行状況を示すイメージの参照。

ContextualNameRule

いいえ

メジャーの別の名前を定義する文字列値。

DisplayFolder

いいえ

メジャーが提供されているフォルダーの参照 (ある場合)。

FolderPosition

いいえ

フォルダー リストでのメジャーの序数位置を示す整数。

Hidden

いいえ

メジャーをレポートで表示するかどうかを示す true または false の値。

ReferenceName

いいえ

DAX の数式でメジャーを参照するために使用できる名前。

Alignment

いいえ

メジャー値のレポートで既定の配置を示す値。

FormatString

いいえ

日付と時刻の値の既定の書式を定義する .NET 形式の文字列。

IsFolderDefault

いいえ

メジャーで表される列がフォルダーの既定フィールドかどうかを示す true/false の値。

Units

いいえ

メジャーの値を表すために使用される単位を定義する文字列値。

Width

いいえ

メジャーの表示に使用される列の幅を定義する整数値 (文字数単位)。

SortDirection

いいえ

メジャーの並べ替えの方向を定義するプロパティの参照。

IsRightToLeft

いいえ

列の値を右から左に提示する必要があるかどうかを示す true または false の値。

IsSimpleMeasure

メジャーで使用される数式が既定の集計 (SUM、COUNT、MIN、MAX、AVG) のいずれかで、したがってパフォーマンス向上のためにクエリで処理できるかどうかを示す true/false の値。

使用例

次のサンプルでは、AdventureWorks テーブル モデル サンプルの 2 つのメジャーを示します。 2 番目のメジャーは、KPI 要素を追加することで KPI に変換されています。

</Property>
<Property Name="Order_Lines_Count" Type="Int64">
  <bi:Measure Caption="Order Lines Count" ReferenceName="Order Lines Count" Width="0" IsSimpleMeasure="false" />
</Property>
<Property Name="Total_Current_Quarter_Sales_Performance" Type="Double">
  <bi:Measure Caption="Total Current Quarter Sales Performance" ReferenceName="Total Current Quarter Sales Performance" Width="0" IsSimpleMeasure="false">
    <bi:Kpi StatusGraphic="Three Signs Colored">
      <bi:KpiGoal>
        <bi:PropertyRef Name="Measures___Total_Current_Quarter_Sales_Performance_Goal_" />
      </bi:KpiGoal>
      <bi:KpiStatus>
        <bi:PropertyRef Name="Measures___Total_Current_Quarter_Sales_Performance_Status_" />
      </bi:KpiStatus>
    </bi:Kpi>
  </bi:Measure>
</Property>

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