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DQS の参照データ サービス

参照データとは、信頼されたパブリック ドメインで使用できる、またはプレミアム商用コンテンツ プロバイダーから提供される、関連または項目別のグローバル データ (エンタープライズの境界を超えるデータ) の正確で完全なセットを表します。

Data Quality Services (DQS) の Reference Data Service 機能を使用すると、サード パーティ参照データ プロバイダーをサブスクライブしたり、ビジネス データを高品質データに対して検証してビジネス データを簡単にクレンジングおよび強化することができます。 DQS 内から業界をリードするデータ品質サービス プロバイダーのサービスを使用して、クレンジング プロセス中にデータを標準化、修正、または強化できます。 たとえば、市外局番コードや郵便番号の一覧を参照データに対して使用して、顧客の住所を検証できます。

Reference Data Service 機能には、次の利点があります。

  • 参照データを使用すると、参照データをサード パーティ企業で保証されているデータと比較してデータの品質を確保できます。

  • 参照データ処理は、DQS ナレッジ ベースの構築およびデータ品質プロジェクトに組み込まれているので、包括的なデータ品質プロセスを確立できます。

  • Windows Azure Marketplace から、またはサード パーティ参照データ プロバイダーから直接、参照データを使用することができます。

このトピックの内容

  • Windows Azure Marketplace から参照データを使用する

  • サード パーティ参照データ プロバイダーから参照データを直接使用する

  • 参照データを使用してデータをクレンジングする方法

Windows Azure Marketplace から参照データを使用する

DQS では、Windows Azure Marketplace の参照データを使用して、Marketplace を通じたコンテンツ プロバイダーからの参照データ サービスの提供を有効化することができます。 Marketplace は、高品質データおよびアプリケーションの単一のマーケットプレイスと配信チャネルをクラウド サービスとして提供するマイクロソフトのサービスです。 Marketplace の詳細については、「Windows Azure Marketplace について」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=211291) を参照してください。

Marketplace と DQS のシームレスな統合により、DQS 内からのデータ品質プロジェクトに関する情報の検出、検索、および取得に関連付けられている手順が簡素化されます。 このデータは DQS から使用され、DQS ユーザーはこのデータを使用して DQS、Marketplace、および参照データ サービス プロバイダーを革新的な方法で 1 つにまとめて、データの品質を高めることができます。

DQS でクレンジング アクティビティに Marketplace の参照データを使用するには、Marketplace アカウント キーが必要です。 Marketplace アカウント キーの作成は無料です。有料のデータセットをサブスクライブする場合にのみ料金がかかります。 無料のデータセットのサブスクライブと使用には料金はかかりません。 Marketplace のアカウント キーの作成方法の詳細については、「アカウントの作成」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=212936) を参照してください。

また、DQS 内から次の Marketplace アクティビティを実行できます。

  • Marketplace でデータセットを参照する。

  • Marketplace アカウント キーを作成する。

  • アカウント キーやデータ プロバイダーのサブスクリプションなど、Marketplace アカウントの詳細を管理する。

これらのアクティビティは、Data Quality クライアント の [構成] 画面の [参照データ] タブで実行できます。

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サード パーティ参照データ プロバイダーから参照データを直接使用する

インターネットに接続していないため Marketplace を使用できない場合は、DQS で組織のネットワーク内で使用できるデータ プロバイダーに直接接続することもできます。 ダイレクト オンライン サード パーティ参照データ プロバイダーの参照データを使用するには、DQS でデータ プロバイダーのレコードを作成する必要があります。

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参照データを使用してデータをクレンジングする方法

参照データを使用した DQS でのデータのクレンジングには、次の 3 つの手順が含まれます。

  1. DQS で参照データ プロバイダーの詳細を構成する: DQS で参照データを使用する前に、DQS で参照データ サービスの詳細を構成する必要があります。

    1. Marketplace を使用している場合は、有効な Marketplace アカウント キーを指定し、Marketplace で Data Quality Services データ カテゴリを参照して、必要なプロバイダーをサブスクライブします。

    2. ダイレクト オンライン参照データ プロバイダーを使用する場合は、ダイレクト参照データ プロバイダーを DQS に追加してから使用する必要があります。

    DQS での参照データ プロバイダーの詳細の構成は、1 つのデータ プロバイダーに対して 1 回だけ実行するアクティビティです。 DQS 管理者だけが、DQS で参照データ設定を構成できます。

  2. ナレッジ ベースのドメインまたは複合ドメインを参照データ サービスにマップする: 手順 1. でサブスクライブまたは追加された適切な参照データ サービスに、ドメインまたは複合ドメインをマップします。

  3. データ品質プロジェクトでマップされたドメインをクレンジング アクティビティに使用する: クレンジング アクティビティのデータ品質プロジェクトを作成しているときに、手順 2. で参照データ サービスにマップされたドメインまたは複合ドメインを含むナレッジ ベースを選択し、クレンジング アクティビティを実行します。

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関連タスク

タスクの説明

トピック

Marketplace またはダイレクト オンライン サード パーティ データ プロバイダーの参照データ サービスを使用するように DQS を構成する方法を説明します。

参照データを使用する DQS の構成

ナレッジ ベースのドメインまたは複合ドメインを参照データ サービスにマップする方法を説明します。

参照データへのドメインと複合ドメインのアタッチ

参照データ サービスを使用してデータをクレンジングする方法を説明します。

参照データ (外部) のナレッジを使用したデータのクレンジング

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