次の方法で共有


DISCOVER_STORAGE_TABLE_COLUMN_SEGMENTS 行セット

テーブル モードまたは PowerPivot モードで動作している Analysis Services データベースに関して、使用されているストレージ テーブルについての列およびセグメント レベルの情報を提供します。 この行セットは、主にトラブルシューティングや分析に使用されます。

適用対象: テーブル モデル

行セットの列

DISCOVER_STORAGE_TABLE_COLUMN_SEGMENTS 行セットには、次の列が含まれています。

列名

型を表すインジケーター

制限

説明

DATABASE_NAME

DBTYPE_WSTR

Yes

表形式のデータベースを指定します。

DISCOVER_STORAGE_TABLE_COLUMN_SEGMENTS 行セットはこの列を使用して制限できます。 省略した場合は、現在のデータベースが使用されます。

CUBE_NAME

DBTYPE_WSTR

Yes

モデルの名前。

DISCOVER_STORAGE_TABLES 行セットはこの列を使用して制限できます。

MEASURE_GROUP_NAME

DBTYPE_WSTR

Yes

メジャー グループの名前。

PARTITION_NAME

DBTYPE_WSTR

Yes

パーティションの名前。

DIMENSION_NAME

DBTYPE_WSTR

ディメンションの名前。

TABLE_ID

DBTYPE_WSTR

テーブル セグメントの内部 ID。

COLUMN_ID

DBTYPE_WSTR

列の内部 ID。

SEGMENT _NUMBER

DBTYPE_I8

テーブル セグメントの序数。

TABLE_PARTTION_NUMBER

DBTYPE_I8

パーティションの序数。

RECORDS_COUNT

DBTYPE_I8

パーティション内のレコード数。

ALLOCATED_SIZE

DBTYPE_UI8

列セグメントに割り当てられたサイズ (バイト単位)。

USED_SIZE

DBTYPE_UI8

列セグメントによって使用されているサイズ (バイト単位)。

COMPRESSION_TYPE

DBTYPE_WSTR

列セグメントに適用されている圧縮の種類。 この値は内部使用とカスタマー サポートでの使用のみを目的としています。 Microsoft では、有効な値およびこの列に関する説明を公開していません。

BITS_COUNT

DBTYPE_I8

ビットのカウント。

BOOKMARK_BITS_COUNT

DBTYPE_I8

ブックマーク ビットのカウント。

VERTIPAQ_STATE

DBTYPE_WSTR

この列セグメントの VertiPaq 圧縮の状態です。 値は次のいずれかになります。

  • SKIPPED – VertiPaq 圧縮はスキップされました。

  • COMPLETED – VertiPaq 圧縮は正常に完了しました。

  • TIMEBOXED – VertiPaq 圧縮は時間枠を設定されました。

ADOMD.NET を使用した行セットのリターン

ADOMD.NET とスキーマ行セットを使用してメタデータを取得する場合、GetSchemaDataSet メソッドで GUID または文字列を使用してスキーマ行セット オブジェクトを参照できます。 詳細については、「ADOMD.NET でのスキーマ行セットの操作」を参照してください。

次の表に、この行セットを識別する GUID と文字列の値を示します。

引数

GUID

a07ccd45-8148-11d0-87bb-00c04fc33942

ADOMDNAME

StorageSegments

使用例

次のクエリは、現在のデータベース内のモデル属性 LastName に関連付けられているストレージ テーブル セグメントを返します。

SELECT DISTINCT TABLE_ID, COLUMN_ID 
FROM $system.DISCOVER_STORAGE_TABLE_COLUMN_SEGMENTS
WHERE COLUMN_ID = 'LastName'
ORDER BY TABLE_ID

関連項目

参照

Analysis Services のスキーマ行セット