パッケージ実行のレポートのトラブルシューティング
現在のリリースの SQL Server Integration Services では、Integration Services カタログに配置された Integration Services パッケージの監視とトラブルシューティングに役立つ標準レポートを SQL Server Management Studio で使用できるようになりました。 これらのパッケージ レポートの中には、パッケージの実行状態を確認する場合や、実行が失敗した原因を特定する場合に特に役立つレポートが 2 つあります。
Integration Services ダッシュボード: このレポートは、過去 24 時間の間に SQL Server インスタンス上で実行されたすべてのパッケージに関する概要を示します。 このレポートには、各パッケージの状態、操作の種類、パッケージ名などに関する情報が表示されます。
開始時刻、終了時刻、および期間は次のように解釈できます。
パッケージがまだ実行されている場合は、"期間 = 現在の時刻 – 開始時刻" です。
パッケージが完了した場合は、"期間 = 終了時刻 – 開始時刻" です。
ダッシュ ボードでは、サーバーで実行されたそれぞれのパッケージに対し、"ズーム イン" 機能を使用して、発生した可能性のあるパッケージ実行エラーの特定の詳細を検索することができます。 たとえば、[概要] をクリックすると、実行に含まれるタスクの状態の概要が表示されます。[すべてのメッセージ] をクリックすると、パッケージの実行の一部としてキャプチャされた詳細メッセージが表示されます。
[フィルター] をクリックし、[フィルターの設定] ダイアログで条件を選択することにより、各ページに表示されるテーブルにフィルターを適用できます。 使用できるフィルター条件は、表示されるデータに依存します。 [フィルターの設定] ダイアログの並べ替えアイコンをクリックすることにより、レポートの並べ替え順序を変更できます。
"利用状況 - すべての実行" レポート: このレポートには、サーバーで実行されたすべての Integration Services の実行に関する概要が表示されます。 この概要には、状態、開始時刻、終了時刻など、各実行の情報が表示されます。 各概要エントリには、実行中に生成されたメッセージやパフォーマンス データを含め、実行に関する詳細へのリンクが含まれます。 Integration Services ダッシュボードと同様に、テーブルにフィルターを適用して、表示される情報を絞り込むことができます。
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