手動による PowerPivot の数式の再計算
ここでは、PowerPivot ブックの設定を一時的に変更し、数式の結果が自動的に更新されないようにする方法を説明します。 できるだけ [自動] オプションを使用することをお勧めしますが、数式のデザイン時には、数式を手動で再計算するとブックのパフォーマンスへの影響が軽減されます。
この設定を変更した後は、数式に基づくすべての計算の更新を手動でトリガーする必要があります。
重要 |
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ブックをパブリッシュする前に、必ず計算モードを自動に戻してください。 これは、数式の作成時の問題を防止するのに役立ちます。 |
手動再計算の構成
再計算とは、変更されたデータを使用している数式の結果を更新することです。 数式が変更されたとき、計算結果に影響するデータが変更されたとき、またはデータが更新されたときは、再計算が必要です。 データ更新の詳細については、「PowerPivot でデータを更新する各種の方法」を参照してください。
注 |
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Windows Vista および Windows 7 では、PowerPivot ウィンドウの機能をリボンから実行できます。このトピックではその手順について説明しています。 Windows XP では、同じ機能を一連のメニューから実行できます。 Windows XP を使用している場合、メニュー コマンドとリボン コマンドの対応については、「Windows XP の PowerPivot UI」を参照してください。 |
ブックを手動再計算するように構成するには
PowerPivot ウィンドウで [デザイン] タブをクリックし、[計算] グループにある [計算オプション] をクリックします。
[手動計算モード] をクリックします。
すべてのテーブルを再計算するには、もう一度 [計算オプション] をクリックし、[今すぐ計算] をクリックします。
ブック内の数式にエラーがないかどうかがチェックされ、エラーがあった場合は結果がテーブルに反映されます。 データの量と計算の件数によっては、しばらくの間、ブックが無応答状態になる場合があります。