データ ソースからインポートされた行の変更
データのインポート時にデータ ソースにフィルターを適用すると、ブック内の行数を制限できます。 後で行を追加する場合や行数を制限する場合、他のフィルターを使用してデータを再度作成する必要はなく、データ ソースに適用したフィルターを編集するだけで済みます。
このトピックでは、まず、データのインポート時にフィルターを追加して、ブックに追加される行を制限する手順について説明します。 その後、既存のデータ ソースに適用されたフィルターを編集する手順について説明します。 どちらの手順もデータベースからのデータのインポートに焦点を当てていますが、手順は他のデータ ソースの手順と似ています。 ここでは、テーブルのインポート ウィザードの一覧からテーブルを選択することが前提となっています。データをインポートするクエリを作成する場合は、インポートする行と列をクエリに指定することで、データをフィルター処理できます。 データをインポートした後は、フィルターを適用して PowerPivot ウィンドウに表示するデータを制御できます。 詳細については、「テーブル内のデータのフィルター処理」を参照してください。
.gif "注意") 注 |
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Windows Vista および Windows 7 では、PowerPivot ウィンドウの機能をリボンから実行できます。このトピックではその手順について説明しています。 Windows XP では、同じ機能を一連のメニューから実行できます。 Windows XP を使用している場合、メニュー コマンドとリボン コマンドの対応については、「Windows XP の PowerPivot UI」を参照してください。 |
インポート時のフィルターの追加
インポート時にフィルターを定義するには
PowerPivot ウィンドウで [ホーム] タブをクリックし、[外部データの取り込み] グループで、[データベース]、[レポートから]、[データ フィードから]、[テキストから]、または [その他のソース] のいずれかのボタンをクリックしてテーブルのインポート ウィザードを表示します。
[テーブルとビューの選択] ページで、テーブルを選択し、[プレビューとフィルター] をクリックします。
[選択したテーブルのプレビュー] ダイアログ ボックスで、フィルターの基準とする条件を含む列を見つけ、列見出しの右側にある下矢印をクリックします。
[オートフィルター] メニューで次のいずれかの操作を行います。
列の値の一覧で、フィルター処理の基準にする 1 つ以上の値を選択するか、選択を解除し、[OK] をクリックします。
値の数が極端に多い場合、個々のアイテムが一覧に表示されないことがあります。 その場合は、"アイテムが多すぎるため、表示できません" というメッセージが表示されます。
列の種類に応じて [数値フィルター] または [テキスト フィルター] をクリックし、比較演算子コマンド ([等しい] など) のいずれかをクリックするか、[カスタム フィルター] をクリックします。 [カスタム フィルター] ダイアログ ボックスで、フィルターを作成し [OK] をクリックします。
注設定を間違ったため最初からやり直す場合は、[行フィルターのクリア] をクリックします。
[OK] をクリックすると、フィルター条件が保存され、ウィザードの [テーブルとビューの選択] ページに戻ります。
[フィルターの詳細] 列には、[適用されたフィルター] というリンクが表示されます。 リンクをクリックすると、ウィザードで作成されたフィルター式を確認できます。 各フィルター式の構文は、プロバイダーによって異なり、手動では編集できません。
[完了] をクリックすると、フィルターを適用したデータがインポートされます。
既存データ ソースのフィルター定義の変更
データをインポートした後、インポートされた行を変更できます。 それには、既存のフィルターを編集するか、新しいフィルターを追加します。 データ フィードの場合、変更できるのはインポートされた列だけであり、行を値でフィルター処理することはできません。 ただし、データ フィードのソースがレポートで、そのレポートがパラメーター化されている場合は、データ フィードからインポートされた行をフィルター処理することができます。 詳細については、「Reporting Services レポートのデータのインポート」を参照してください。
既存のデータ ソースのフィルターを編集するには
PowerPivot ウィンドウで [デザイン] タブをクリックし、[接続] グループの [既存の接続] をクリックします。
変更するデータを含む接続を選択し、[開く] をクリックします。
前の手順の説明に従って、フィルターの条件を編集します。