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HealthCheckTimeout プロパティ設定の構成

HealthCheckTimeout 設定を使用して、SQL Server リソース DLL が sp_server_diagnostics ストアド プロシージャによって返される情報を待機する時間を、ミリ秒単位で指定できます。この待機時間を経過すると、AlwaysOn フェールオーバー クラスター インスタンス (FCI) は応答不能としてレポートされます。 タイムアウトの設定に加えられた変更は直ちに有効になり、SQL Server リソースを再起動する必要はありません。

  • 作業を開始する準備: 制限事項と制約事項、セキュリティ

  • HeathCheckTimeout 設定を構成する方法: PowerShell、フェールオーバー クラスター マネージャー、Transact-SQL

作業を開始する準備

制限事項と制約事項

このプロパティの既定値は 60,000 ミリ秒 (60 秒) です。 最小値は 15,000 ミリ秒 (15 秒) です。

セキュリティ

権限

ALTER SETTINGS 権限および VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

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PowerShell の使用

HealthCheckTimeout 設定を構成するには

  1. [実行管理者として実行] から高度な権限で Windows PowerShell を起動します。

  2. FailoverClusters モジュールをインポートしてクラスター コマンドレットを有効にします。

  3. Get-ClusterResource コマンドレットを使用して SQL Server リソースを検索し、次に Set-ClusterParameter コマンドレットを使用してフェールオーバー クラスター インスタンスの HealthCheckTimeout プロパティを設定します。

ヒントヒント

新しい PowerShell ウィンドウを開くたびに、FailoverClusters モジュールをインポートする必要があります。

例 (PowerShell)

次の例では、SQL Server リソース "SQL Server (INST1)" の HealthCheckTimeout 設定が 60000 ミリ秒に変更されます。

Import-Module FailoverClusters

$fci = "SQL Server (INST1)"
Get-ClusterResource $fci | Set-ClusterParameter HealthCheckTimeout 60000

関連コンテンツ (PowerShell)

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フェールオーバー クラスター マネージャー スナップインの使用

HealthCheckTimeout 設定を構成するには

  1. フェールオーバー クラスター マネージャー スナップインを開きます。

  2. [サービスとアプリケーション] を展開し、FCI を選択します。

  3. [その他のリソース] の下の [SQL Server リソース] を右クリックし、表示されるメニューの [プロパティ] をクリックします。 SQL Server リソースの [プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [プロパティ] タブをクリックし、[HealthCheckTimeout] プロパティに適切な値を入力し、[OK] をクリックして変更を適用します。

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Transact-SQL の使用

ALTER SERVER CONFIGURATION Transact-SQL ステートメントを使用すると、HealthCheckTimeOut プロパティ値を指定できます。

例 (Transact-SQL)

次の例では、HealthCheckTimeout オプションを 15,000 ミリ秒 (15 秒) に設定します。

ALTER SERVER CONFIGURATION 
SET FAILOVER CLUSTER PROPERTY HealthCheckTimeout = 15000;

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関連項目

概念

フェールオーバー クラスター インスタンスのフェールオーバー ポリシー