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チュートリアルの前提条件 (レポート ビルダー)

レポート ビルダー チュートリアルでは、レポート サーバー上またはレポート サーバーと統合されている SharePoint サイト上でレポートを表示および保存できることを前提としています。 すべてのチュートリアルでは、データを取得するために、SQL Server 2012 のインスタンスで処理される必要があるリテラル クエリを使用します。

レポート サーバーやサイト、またはデータ ソースにアクセスできない場合は、オフラインのレポートを作成することによってレポート ビルダーについて学習できます。 「チュートリアル: オフラインでのクイック グラフ レポートの作成 (レポート ビルダー)」を参照してください。

必要条件

レポート ビルダーのチュートリアルを完了するには、次の条件を満たしている必要があります。

  • Microsoft SQL Server 2012 レポート ビルダーへのアクセス。 レポート ビルダーを実行するには、スタンドアロン バージョンまたは ClickOnce バージョンのレポート ビルダーを使用します。ClickOnce バージョンは、レポート マネージャーまたは SharePoint サイトから利用できます。 ClickOnce バージョンの場合、最初の手順であるレポート ビルダーを開く方法のみが異なります。

    レポート マネージャーを使用する場合は、レポート マネージャーを開いて、[レポート ビルダー] をクリックします。 レポート マネージャーの既定の URL は、http://<servername>/reports です。

    SharePoint サイトを使用する場合は、サイトに移動し、[ドキュメント] タブ、[新しいドキュメント] の順にクリックして、ドロップダウン リストの [レポート ビルダー レポート] をクリックします。 たとえば、http://<servername>/sites/mySite/reports のようになります。 SharePoint 管理者は、各ドキュメント ライブラリのレポート ビルダー レポート機能を有効にする必要があります。

  • Microsoft SQL Server 2012 Reporting Services (SSRS) レポート サーバーまたは SQL Server 2012 Reporting Services (SSRS) レポート サーバーと統合されている SharePoint サイトへの URL。 レポート、共有データ ソース、共有データセット、レポート パーツ、およびモデルを保存および表示する権限が必要です。 レポート サーバーの既定の URL は、http://<servername>/reportserver です。 SharePoint サイトの既定の URL は、http://<sitename> または http://<server>/site です。

  • Microsoft SQL Server 2012 インスタンスの名前と任意のデータベースへの読み取り専用アクセスに必要な資格情報。 チュートリアルのデータセット クエリでは、リテラル データを使用します。ただし、各クエリは、レポート データセットに必要なメタデータを返すように、SQL Server 2012 インスタンスで処理される必要があります。 たとえば、data source=<servername> という接続文字列では、サーバーしか指定されていません。 この場合は、そのサーバーにアクセスする権限を付与したシステム管理者によって割り当てられた既定のデータベースに対する読み取りアクセス権が必要です。 data source=<servername>;initial catalog=<database> という接続文字列のように、データベースを指定することもできます。

  • マップを含むチュートリアルの場合は、Bing マップの背景をサポートするようにレポート サーバーが構成されている必要があります。 詳細については、msdn.microsoft.com にある Reporting Services ドキュメント (SQL Server オンライン ブック) の「マップ レポートのサポートを計画する」を参照してください。

  • チュートリアル: 詳細レポートとメイン レポートの作成 (レポート ビルダー)」のチュートリアルでは、Contoso ビジネス インテリジェンス デモ データセットを使用します。 このデータセットは、ContosoDW データ ウェアハウスと Contoso_Retail オンライン分析処理 (OLAP) データベースで構成されています。 このチュートリアルで作成するレポートは、Contoso Sales キューブからレポート データを取得します。 Contoso_Retail OLAP データベースは、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。 ダウンロードする必要があるファイルは、ContosoBIdemoABF.exe だけです。 このファイルに OLAP データベースが含まれています。

    もう一方のファイル (ContosoBIdemoBAK.exe) は、ContosoDW データ ウェアハウスのファイルです。ContosoDW データ ウェアハウスは、このチュートリアルでは使用しません。

    上述の Web サイトには、ContosoRetail.abf バックアップ ファイルを抽出して Contoso_Retail OLAP データベースを復元する手順の説明も含まれています。

    OLAP データベースをインストールする Analysis Services インスタンスへのアクセス権が必要です。

レポート サーバー管理者は、レポート サーバーに対する必要な権限の許可、SQL Server 2012 Reporting Services (SSRS) のフォルダーの場所の構成、およびレポート ビルダーの既定のオプションの構成を行う必要があります。 詳細については、「レポート ビルダーのインストール、アンインストール、およびサポート」を参照してください。

関連項目

その他の技術情報

チュートリアル (レポート ビルダー)