VALUE 関数
数値を表すテキスト文字列を数値に変換します。
構文
VALUE(<text>)
パラメーター
項目 |
定義 |
---|---|
text |
変換するテキスト。 |
戻り値
decimal データ型の変換後の数値。
説明
text パラメーターとして渡される値には、Microsoft Excel および PowerPivot アドインで認識される定数形式、数値形式、日付形式、または時刻形式を使用できます。 text がこれらの形式のいずれでもない場合は、エラーが返されます。 PowerPivot のデータ型の詳細については、「PowerPivot ブックでサポートされているデータ型」を参照してください。
PowerPivot アドインは必要に応じてテキストを数値に暗黙的に変換するため、通常、式で VALUE 関数を使用する必要はありません。
列参照を使用することもできます。 たとえば、数値型が混在している列がある場合は、VALUE を使用してすべての値を単一の数値データ型に変換できます。 ただし、数値とテキストが混在している列に対して VALUE 関数を使用すると、すべての行のすべての値を数値に変換できるわけではないので、列全体にエラーのフラグが設定されます。
使用例
次の数式は、入力文字列 "3" を数値 3 に変換します。
=VALUE("3")