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ダイアログ ボックス (Master Data Services 構成マネージャー)

[データベース メール プロファイルとアカウントの作成] ダイアログ ボックスを使用すると、マスター データ サービス データベースのデータベース メール プロファイルおよびデータベース メール アカウントを作成できます。 このプロファイルは、ビジネス ルールの検証が失敗したときに電子メールでユーザーやグループに通知する際に使用されます。

データベース メール プロファイルとアカウント

データベース メール プロファイルは、データベース メール アカウントのコレクションです。 データベース メール アカウントには、SQL Server から SMTP サーバーに電子メール メッセージを送信するときに使用する情報が含まれています。 マスター データ サービス構成マネージャーでプロファイルとアカウントを作成すると、アカウントは自動的にプロファイルに追加され、そのアカウント情報が電子メールの送信に使用されます。

注意

マスター データ サービス構成マネージャーを使用して既存のデータベース メール プロファイルまたはアカウントを更新したり、1 つのプロファイルに対して複数のアカウントを構成したりすることはできません。 データベース メールを使用したより高度なタスクを実行するには、SQL Server Management Studio または Transact-SQL スクリプトを使用できます。 詳細については、SQL Server オンライン ブックの「データベース メール構成オブジェクト」を参照してください。

コントロール名

説明

[プロファイル名]

新しいデータベース メール プロファイルの名前を入力します。 この名前は、マスター データ サービス データベース用に構成されたデータベース メール プロファイルの中で一意である必要があります。

このプロファイルは、作成すると、マスター データ サービス構成マネージャーの [データベース] ページに表示され選択されます。

[アカウント名]

このプロファイルに関連付ける新しいデータベース メール アカウントの名前を入力します。 この名前は、マスター データ サービス データベース用に構成されたデータベース メール アカウントの中で一意である必要があります。 このアカウントは、SQL Server アカウントおよび Windows ユーザー アカウントとは関係ありません。

送信 (SMTP) メール サーバー

コントロール名

説明

[電子メール アドレス]

アカウントの電子メール アドレスの名前を入力します。 これは、電子メールの送信元の電子メール アドレスで、email_name@domain_name の形式にする必要があります。 たとえば、電子メール アドレスは sales@contoso.com のようになります。

[表示名]

この設定は省略可能です。 このアカウントから送信する電子メール メッセージに表示する名前を入力します。 たとえば、表示名は Contoso Sales Group のようになります。

[返信用電子メール アドレス]

この設定は省略可能です。 このアカウントから送信した電子メール メッセージに対する返信に使用する電子メール アドレスを入力します。 たとえば、返信用電子メール アドレスは admin@contoso.com のようになります。

[SMTP サーバー]

アカウントが電子メールの送信に使用する SMTP サーバーの名前または IP アドレスを入力します。 SMTP サーバー フォーマットは、たとえば、smtp.<company_name>.com となります。 詳細については、電子メールの管理者に問い合わせてください。

[ポート番号]

このアカウントで使用する SMTP サーバーのポート番号を入力します。 既定の SMTP ポートは 25 です。

[このサーバーはセキュリティで保護された接続 (SSL) を必要とする]

SSL (Secure Sockets Layer) を使用して通信を暗号化します。

SMTP 認証

データベース メールは、SQL Server データベース エンジンの資格情報、または指定したその他の資格情報を使用して送信できます。または、匿名で送信することもできます。 電子メール サーバーで認証が要求される場合は、データベース メールに使用する特定のユーザー アカウントを作成することをお勧めします。 このユーザー アカウントには最小限の権限を設定し、他の目的に使用されないようにします。

コントロール名

説明

[データベース エンジン サービスの資格情報を使用する Windows 認証]

データベース メールでは、SMTP サーバーの認証に SQL Server データベース エンジンの Windows サービス アカウントの資格情報を使用することを指定します。

[基本認証]

データベース メールでは、SMTP サーバーの認証に特定のユーザー名とパスワードを使用することを指定します。 この情報は、電子メール サーバーとの認証だけに使用されるため、アカウントは、SQL Server ユーザー、または SQL Server を実行しているコンピューターのユーザーに対応している必要はありません。

[ユーザー名]

データベース メールで SMTP サーバーへのログオンに使用されるユーザー アカウントの名前を入力します。 SMTP サーバーで基本認証が求められる場合、ユーザー名が必要になります。

[パスワード]

データベース メールで SMTP サーバーへのログオンに使用されるパスワードを入力します。 SMTP サーバーで基本認証が求められる場合、パスワードが必要になります。

[パスワードの確認入力]

パスワードに間違いがないことを確認するために、設定したパスワードをもう一度入力します。

[匿名認証]

SMTP サーバーで認証を要求しないことを指定します。 SMTP サーバーの認証には資格情報をまったく使用しません。

関連項目

概念

[データベース構成] ページ (Master Data Services 構成マネージャー)

Master Data Services 構成マネージャー