次の方法で共有


sp_syspolicy_rename_condition (Transact-SQL)

ポリシー ベースの管理で既存の条件の名前を変更します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_syspolicy_rename_condition { [ @name = ] 'name' | [ @condition_id = ] condition_id }
    , [ @new_name = ] 'new_name'

引数

  • [ @name= ] 'name'
    名前を変更する条件の名前を指定します。 name のデータ型は sysname で、condition_id が NULL の場合に指定する必要があります。

  • [ @condition_id= ] condition_id
    名前を変更する条件の識別子を指定します。condition_id のデータ型は int で、name が NULL の場合に指定する必要があります。

  • [ @new_name= ] 'new_name'
    条件の新しい名前を指定します。new_name のデータ型は sysname で、必ず指定する必要があります。 NULL または空の文字列を指定することはできません。

リターン コードの値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

msdb システム データベースのコンテキストでは、sp_syspolicy_rename_condition を実行する必要があります。

name または condition_id の値を指定する必要があります。 両方を NULL にすることはできません。 これらの値を取得するには、msdb.dbo.syspolicy_conditions システム ビューに対してクエリを実行します。

権限

PolicyAdministratorRole 固定データベース ロールのメンバーシップが必要です。

セキュリティに関する注意セキュリティに関する注意

資格情報が昇格される可能性について: PolicyAdministratorRole ロールに割り当てられているユーザーは、サーバー トリガーを作成して、データベース エンジン インスタンスの動作に影響する可能性があるポリシーの実行をスケジュールできます。 たとえば、PolicyAdministratorRole ロールに割り当てられているユーザーは、ほとんどのオブジェクトがデータベース エンジンで作成されないようにすることができるポリシーを作成できます。 このように、資格情報が昇格される可能性があるので、PolicyAdministratorRole ロールは、データベース エンジンの構成の制御について信頼できるユーザーにのみ許可してください。

使用例

次の例では、'Change Tracking Enabled' という条件の名前を変更します。

EXEC msdb.dbo.sp_syspolicy_rename_condition @name = N'Change Tracking Enabled'
, @new_name = N'Verify Change Tracking Enabled';

GO

関連項目

参照

ポリシー ベースの管理ストアド プロシージャ (Transact-SQL)