Audit クラス
Audit オブジェクトは、SQL Server 監査ログを表します。
継承階層
System.Object
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SmoObjectBase
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SqlSmoObject
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.NamedSmoObject
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.ScriptNameObjectBase
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Audit
名前空間: Microsoft.SqlServer.Management.Smo
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Smo (Microsoft.SqlServer.Smo.dll)
構文
'宣言
<EvaluationModeAttribute(AutomatedPolicyEvaluationMode.CheckOnSchedule)> _
<PhysicalFacetAttribute> _
Public NotInheritable Class Audit _
Inherits ScriptNameObjectBase _
Implements ICreatable, IAlterable, IDroppable, IRenamable, _
IScriptable, ISfcSupportsDesignMode
'使用
Dim instance As Audit
[EvaluationModeAttribute(AutomatedPolicyEvaluationMode.CheckOnSchedule)]
[PhysicalFacetAttribute]
public sealed class Audit : ScriptNameObjectBase,
ICreatable, IAlterable, IDroppable, IRenamable, IScriptable,
ISfcSupportsDesignMode
[EvaluationModeAttribute(AutomatedPolicyEvaluationMode::CheckOnSchedule)]
[PhysicalFacetAttribute]
public ref class Audit sealed : public ScriptNameObjectBase,
ICreatable, IAlterable, IDroppable, IRenamable, IScriptable,
ISfcSupportsDesignMode
[<SealedAttribute>]
[<EvaluationModeAttribute(AutomatedPolicyEvaluationMode.CheckOnSchedule)>]
[<PhysicalFacetAttribute>]
type Audit =
class
inherit ScriptNameObjectBase
interface ICreatable
interface IAlterable
interface IDroppable
interface IRenamable
interface IScriptable
interface ISfcSupportsDesignMode
end
public final class Audit extends ScriptNameObjectBase implements ICreatable, IAlterable, IDroppable, IRenamable, IScriptable, ISfcSupportsDesignMode
Audit 型は、以下のメンバーを公開しています。
コンストラクター
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Audit() | Audit クラスの新しいインスタンスを初期化します。 | |
Audit(Server, String) | 指定した SQL Server のインスタンスで、指定した名前を使用して Server クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |
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プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
CreateDate | 監査ログが作成された日時を取得します。 | |
DateLastModified | 監査ログが最後に変更された日時を取得します。 | |
DestinationType | 監査ログ情報の記録先の種類 (たとえばファイルまたはアプリケーション ログ) を取得または設定します。 | |
Enabled | SQL Server のインスタンスで参照されている監査が有効かどうかを示す Boolean 値を取得します。 | |
FileName | 監査ログ情報の記録先がファイルである場合にファイルの名前を取得します。 | |
FilePath | 監査の種類がファイルである場合に、監査ファイルが格納されるフォルダーの場所を取得または設定します。 | |
Filter | 監査のフィルターを取得または設定します。 | |
Guid | 参照されている監査の一意なシステム識別子を取得または設定します。 | |
ID | 監査を一意に識別する整数値を取得します。 | |
MaximumFiles | 監査の最大ファイル数を取得または設定します。 | |
MaximumFileSize | 監査の最大サイズを MB 単位で取得または設定します。 | |
MaximumFileSizeUnit | 監査に許可される最大ファイル サイズの単位を取得または設定します。 | |
MaximumRolloverFiles | 許可されるロールオーバー ファイルの最大数を取得または設定します。 | |
Name | Audit オブジェクトの名前を取得または設定します。 (NamedSmoObject.Name をオーバーライドします。) | |
OnFailure | 監査が失敗したときに実行されるアクションを取得または設定します。 | |
Parent | Audit オブジェクトの親である Server オブジェクトを取得します。 | |
Properties | オブジェクトのプロパティを表す Property オブジェクトのコレクションを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
QueueDelay | 監査アクションが処理されるまでの時間 (ミリ秒単位) を取得または設定します。 | |
ReserveDiskSpace | ディスク領域が監査ファイル用に予約されているかどうかを示す Boolean プロパティ値を取得または設定します。 | |
State | 参照先のオブジェクトの状態を取得します。 (SmoObjectBase から継承されています。) | |
Urn | オブジェクトを一意に識別する URN (Uniform Resource Name) アドレスの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
UserData | 参照先のオブジェクトに関連付けられたユーザー定義データを取得します。値の設定も可能です。 (SmoObjectBase から継承されています。) |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Alter | SQL Server のインスタンスの Audit オブジェクトのプロパティに対する変更をすべて更新します。 | |
Create | SQL Server のインスタンスで、Audit オブジェクトによる定義に基づいて監査を作成します。 | |
Disable | 監査を無効にします。 | |
Discover | Object 型の一覧を検出します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Drop | SQL Server のインスタンスから監査を削除します。 | |
Enable | 監査を有効にします。 | |
EnumDatabaseAuditSpecification | 監査によって定義されているデータベースおよび監査仕様の一覧を列挙します。 | |
EnumServerAuditSpecification | 参照されるサーバー監査の仕様の名前を返します。 | |
Equals | (Object から継承されています。) | |
FormatSqlVariant | SqlVariant 型としてオブジェクトの書式を設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetContextDB | このオブジェクトに関連付けられているコンテキスト データベースを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetDBName | オブジェクトに関連付けられたデータベース名を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetHashCode | (Object から継承されています。) | |
GetPropValue | SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetPropValueOptional | SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetPropValueOptionalAllowNull | SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetServerObject | SqlSmoObject オブジェクトのサーバーを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetType | (Object から継承されています。) | |
Initialize() | オブジェクトを初期化し、プロパティを強制的に読み込ませます。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Initialize(Boolean) | オブジェクトを初期化し、プロパティを強制的に読み込ませます。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IsObjectInitialized | オブジェクトが初期化されたかどうかを確認します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IsObjectInSpace | オブジェクトが孤立しているか、または SQL Server のインスタンスに接続されているかを確認します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Refresh | スクリプト名を更新します。 (ScriptNameObjectBase から継承されています。) | |
Rename | 監査の名前を指定した文字列に変更します。 | |
Script() | 監査の再作成に使用できる Transact-SQL スクリプトを生成します。 | |
Script(ScriptingOptions) | スクリプト オプションで指定したとおりに監査を再作成するために使用できる Transact-SQL スクリプトを生成します。 | |
SetParentImpl | SqlSmoObject の親を newParent パラメーターに設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
ToString | 参照するオブジェクトを表す String を返します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Validate | オブジェクトの状態を検証します。 (SmoObjectBase から継承されています。) |
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イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
PropertyChanged | プロパティが変更されるときに発生するイベントを表します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
PropertyMetadataChanged | プロパティ メタデータが変更されたときに発生するイベントを表します。 (SqlSmoObject から継承されています。) |
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明示的なインターフェイスの実装
名前 | 説明 | |
---|---|---|
IAlienObject.Discover | 依存関係を検出します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetDomainRoot | ドメインのルートを返します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetParent | このオブジェクトの親を取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetPropertyType | 指定したプロパティの種類を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetPropertyValue | 指定されたプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetUrn | オブジェクトの Unified Resource Name (URN) を取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.Resolve | オブジェクトに関する情報を含むインスタンスを、オブジェクトの Unified Resource Name (URN) から取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.SetObjectState | オブジェクトの状態を、指定した SfcObjectState 値に設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.SetPropertyValue | プロパティの値を設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
ISfcPropertyProvider.GetPropertySet | このオブジェクトのプロパティ セットへのインターフェイス リファレンスを取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
ISfcSupportsDesignMode.IsDesignMode | オブジェクトがデザイン モードで開いているかどうかを示すプロパティを取得または設定します。単に情報を示すためだけに特定されます。サポートされていません。将来の互換性は保証されません。 |
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説明
Audit オブジェクトのプロパティは、固定サーバー ロール public のメンバーであれば取得できます。
Audit オブジェクトのプロパティを設定するには、親サーバーの ALTER ANY SERVER AUDIT 権限または CONTROL SERVER 権限を持っている必要があります。
監査ログを作成または削除するには、親サーバーの ALTER ANY SERVER AUDIT 権限または CONTROL SERVER 権限を持っている必要があります。
注 |
---|
Windows アプリケーション イベント ログの読み取りおよび書き込みは、認証されているユーザーならば、だれでも行うことができます。 アプリケーション イベント ログでは、Windows セキュリティ イベント ログほど高いアクセス許可は要求されません。したがって、Windows セキュリティ イベント ログに比べてセキュリティが低くなります。 |
スレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。