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sys.dm_xe_sessions (Transact-SQL)

アクティブな拡張イベント セッションに関する情報を返します。 このセッションは、イベント、アクション、およびターゲットのコレクションです。

列名

データ型

説明

address

varbinary(8)

セッションのメモリ アドレス。 address はローカル システム全体で一意です。 NULL 値は許可されません。

name

nvarchar(256)

セッションの名前。 name はローカル システム全体で一意です。 NULL 値は許可されません。

pending_buffers

int

いっぱいになって処理が保留されているバッファーの数。 NULL 値は許可されません。

total_regular_buffers

int

セッションに関連付けられている標準バッファーの総数。 NULL 値は許可されません。

注意

ほとんどの場合は標準バッファーが使用されます。標準バッファーには、多数のイベントを保持できるだけの十分なサイズがあります。 通常は、各セッションに 3 つ以上のバッファーがあります。 標準バッファーの数は、MEMORY_PARTITION_MODE オプションによって設定されるメモリのパーティション分割に基づいて、サーバーで自動的に決定されます。標準バッファーのサイズは、MAX_MEMORY オプションの値 (既定では 4 MB) をバッファーの数で割った値になります。 MEMORY_PARTITION_MODE オプションと MAX_MEMORY オプションの詳細については、「CREATE EVENT SESSION (Transact-SQL)」を参照してください。

regular_buffer_size

bigint

標準バッファーのサイズ (バイト単位)。 NULL 値は許可されません。

total_large_buffers

int

ラージ バッファーの総数。 NULL 値は許可されません。

注意

ラージ バッファーは、イベントが標準バッファーより大きい場合に使用されます。ラージ バッファーはこの目的のために明示的に確保され、イベント セッションが開始されるときに割り当てられます。サイズは MAX_EVENT_SIZE オプションによって決まります。 MAX_EVENT_SIZE オプションの詳細については、「CREATE EVENT SESSION (Transact-SQL)」を参照してください。

large_buffer_size

bigint

ラージ バッファーのサイズ (バイト単位)。 NULL 値は許可されません。

total_buffer_size

bigint

セッションのイベントを格納するためのメモリ バッファーの合計サイズ (バイト単位)。 NULL 値は許可されません。

buffer_policy_flags

int

すべてのバッファーがいっぱいになっているときに新しいイベントが発生した場合のセッション イベント バッファーの動作を示すビットマップ。 NULL 値は許可されません。

buffer_policy_desc

nvarchar(256)

すべてのバッファーがいっぱいになっているときに新しいイベントが発生した場合のセッション イベント バッファーの動作を示す説明。 buffer_policy_desc は、次のいずれかになります。

  • Drop event

  • Do not drop events

  • Drop full buffer

  • Allocate new buffer

NULL 値は許可されません。

flags

int

セッションに設定されているフラグを示すビットマップ。 NULL 値は許可されません。

flag_desc

nvarchar(256)

セッションに設定されているフラグの説明。 flag_desc は、次のいずれかの組み合わせになります。

  • Flush buffers on close

  • Dedicated dispatcher

  • Allow recursive events

NULL 値は許可されません。

dropped_event_count

int

バッファーがいっぱいのときに削除されたイベントの数。 バッファー ポリシーが [Drop full buffer] または [Do not drop events] の場合、この値は 0 です。 NULL 値は許可されません。

dropped_buffer_count

int

バッファーがいっぱいのときに削除されたバッファーの数。 バッファー ポリシーが [Drop event] または [Do not drop events] に設定されている場合、この値は 0 です。 NULL 値は許可されません。

blocked_event_fire_time

int

バッファーがいっぱいのときにイベントの発生がブロックされていた時間。 バッファー ポリシーが [Drop full buffer] または [Drop event] の場合、この値は 0 です。 NULL 値は許可されません。

create_time

datetime

セッションが作成された時刻。 NULL 値は許可されません。

largest_event_dropped_size

int

セッション バッファーに収まらなかった最大のイベントのサイズ。 NULL 値は許可されません。

権限

サーバーに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

関連項目

参照

動的管理ビューおよび関数 (Transact-SQL)

変更履歴

変更内容

name および blocked_event_fire_time 列のデータ型を修正しました。

buffer_size および total_buffers 列を削除しました。

total_regular_buffers、regular_buffer_size、total_large_buffers、large_buffer_size、および total_buffer_size 列を追加しました。