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チュートリアル : Reporting Services ツールを検索および開始する方法 (SSRS)

このチュートリアルでは、レポート サーバーの設定、レポート サーバーのコンテンツと動作の管理、レポートの作成とパブリッシュに使用できるツールを紹介します。 このチュートリアルの目的は、ツールを初めて使用する場合にそれぞれのツールをすぐに見つけて起動できるようにすることです。 既にツールを使用している場合は、Reporting Services を使用するときの重要なスキルを学ぶことができるその他のチュートリアルへお進みください。 その他のチュートリアルの詳細については、「Reporting Services のチュートリアル (SSRS)」を参照してください。

このトピックの内容

  • 必要条件

  • Reporting Services 構成マネージャー (ネイティブ モード)

  • レポート マネージャー (ネイティブ モード)

  • Management Studio

  • レポート デザイナーとレポート ウィザードが統合された SQL Server データ ツール

  • レポート ビルダー

必要条件

Reporting Services のコンポーネントをすべてインストールしておく必要があります。 特定のコンポーネントをインストールするためにどのセットアップ オプションを選択すればよいかについては、次のトピックを参照してください。

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Reporting Services 構成マネージャー (ネイティブ モード)

ネイティブ モードの Reporting Services 構成マネージャー (SSRS)マネージャーを使用すると、サービス アカウントの指定、レポート サーバー データベースの作成と更新、接続プロパティの変更、URL の指定、暗号化キーの管理、自動レポート処理と電子メール配信のためのネイティブ モードのレポート サーバーの設定などを行うことができます。

Reporting Services 構成マネージャーを起動するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム][ Microsoft SQL Server 2012 ][構成ツール] の順にポイントして、[Reporting Services 構成] をクリックします。

    [レポート サーバー インスタンスの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスでは構成するレポート サーバー インスタンスを選択します。

  2. [サーバー名] ボックスに、レポート サーバー インスタンスがインストールされているコンピューターの名前を指定します。 既定ではローカル コンピューターの名前が設定されていますが、SQL Server のリモート インスタンスの名前を入力することもできます。

    リモート コンピューターを指定する場合は、[検索] をクリックして接続を確立します。 ここで指定するレポート サーバーは、リモートで管理するための構成が事前に行われている必要があります。 詳細については、「リモート管理用のレポート サーバーの構成」を参照してください。

  3. [インスタンス名] で、構成する SQL Server Reporting Services インスタンスを選択します。 この一覧には SQL Server 2008、SQL Server 2008 R2、および SQL Server 2012 のレポート サーバー インスタンスのみが表示されます。 以前のバージョンの Reporting Services を構成することはできません。

  4. [接続] をクリックします。

  5. ツールが起動したかどうかを確認するには、次の図と比較します。

    Reporting Services 構成ツール

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レポート マネージャー (ネイティブ モード)

レポート マネージャー (SSRS)を使用して、権限の設定、サブスクリプションおよびスケジュールの管理、レポートを使用した作業を実行できます。 また、レポート マネージャーを使ってレポートを閲覧することもできます。

レポート マネージャーを起動するには適切なアクセス許可が必要です。初期状態では、レポート マネージャーの機能へのアクセス許可は、ローカルの管理者グループのメンバーにのみ与えられています。 レポート マネージャーに表示されるページとオプションは、現在のユーザーに割り当てられているロールによって異なります。 アクセス許可のないユーザーには空白のページが表示され、 レポート閲覧用のアクセス許可が与えられているユーザーにはリンクが表示されます。このユーザーはリンクをクリックしてレポートを表示することができます。 アクセス許可の詳細については、「ロールと権限 (Reporting Services)」を参照してください。

レポート マネージャーを起動するには

  1. Microsoft Internet Explorer 6.0 以降を開きます。

  2. Web ブラウザーのアドレス バーに、レポート マネージャーの URL を入力します。 既定の URL は、http://<serverName>/reports です。 Reporting Services 構成ツールを使用して、サーバー名と URL を確認できます。 Reporting Services で使用される URL の詳細については、「レポート サーバーの URL の構成」を参照してください。

  3. レポート マネージャーがブラウザー ウィンドウ内に表示されます。 最初のページは [ホーム] フォルダーです。 アクセス許可に応じて、最初のページにその他のフォルダー、レポートへのハイパーリンク、リソース ファイルなどが表示される場合もあります。 ツール バーに追加のボタンやコマンドが表示される場合もあります。

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Management Studio

レポート サーバー管理者は、Management Studio を使用して、レポート サーバーと共に他の SQL Server コンポーネント サーバーを管理できます。 詳細については、「SQL Server Management Studio の使用 [SQL Server]」を参照してください。

SQL Server Management Studio を起動するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[ Microsoft SQL Server 2012 ] の順にポイントして、[SQL Server Management Studio] をクリックします。[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [サーバーへの接続] ダイアログ ボックスが表示されない場合は、[オブジェクト エクスプローラー][接続] をクリックし、[Reporting Services] を選択します。

  3. [サーバーの種類] ボックスの一覧で、[Reporting Services] を選択します。 Reporting Services が一覧に表示されない場合、Reporting Services はインストールされていません。

  4. [サーバー名] ボックスの一覧で、レポート サーバーのインスタンスを選択します。 一覧にはローカル インスタンスが表示されますが、 リモートの SQL Server インスタンスの名前を入力することもできます。

  5. [接続] をクリックします。 ルート ノードを展開して、サーバーのプロパティを設定したり、ロールの定義を変更したり、レポート サーバー機能をオフにすることができます。

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レポート デザイナーとレポート ウィザードが統合された SQL Server データ ツール

レポート デザイナーは、SQL Server データ ツール (SSDT) 内で使用できます。 このツールのデザイン画面にはタブ付きウィンドウ、ウィザード、メニューが用意されており、これらを使ってレポートの作成機能にアクセスできます。 レポート デザイナー ツールは、レポート サーバー プロジェクトまたはレポート サーバー ウィザードのテンプレートを選択すると使用可能になります。 詳細については、「SQL Server データ ツールの Reporting Services (SSRS)」を参照してください。

注意

SQL Server Reporting Services で新しい機能にアクセスするには、新しい作成ツールと変更された作成ツールを使用します。 詳細については、「新機能 (Reporting Services)」を参照してください。

レポート デザイナーを起動するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[ Microsoft SQL Server 2012 ] の順にポイントして、[SQL Server データ ツール (SSDT)] をクリックします。

  2. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[プロジェクト] をクリックします。

  3. [プロジェクトの種類] ボックスの一覧で、[ビジネス インテリジェンス プロジェクト] をクリックします。

  4. [テンプレート] ボックスの一覧で、[レポート サーバー プロジェクト] をクリックします。 次の図は、プロジェクトのテンプレートがダイアログ ボックスに表示された状態を示しています。

    新しいプロジェクト テンプレートのダイアログ ボックス

  5. プロジェクトの名前と場所を入力するか、[参照] ボタンをクリックして場所を選択します。

  6. [OK] をクリックします。 SQL Server データ ツール (SSDT) で Visual Studio の開始ページが開きます。 ソリューション エクスプローラーには、レポートとデータ ソースがそれぞれカテゴリとして表示されます。 これらのカテゴリを使用して、新しいレポートとデータ ソースを作成できます。 タブ付きウィンドウは、レポート定義を作成すると表示されます。 このウィンドウは [データ]、[レイアウト]、[プレビュー] の 3 つのタブで構成されます。 最初のレポートを作成する方法については、「基本的なテーブル レポートの作成 (SSRS チュートリアル)」を参照してください。 レポート デザイナーで使用できるクエリ デザイナーの詳細については、「SQL Server データ ツールのレポート デザイナーのクエリ デザイン ツール (SSRS)」を参照してください。

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レポート ビルダー

レポート ビルダー (SSRS) を使用すると、Microsoft Office と同様の作成環境でレポートを作成できます。レポート デザイナーで作成したレポートであっても、以前のバージョンのレポート ビルダーでデザインしたレポートであっても、あらゆる既存レポートのカスタマイズおよび更新が可能です。 レポート ビルダーをローカル コンピューターにインストールするために実行する ReportBuilder3.msi ファイルの場所については、管理者に問い合わせてください。

レポート ビルダーをインストールするには

  1. レポート ビルダーの Windows インストーラー パッケージ (MSI) である ReportBuilder3.msi の場所を参照してクリックします。 Microsoft SQL Server レポート ビルダー ウィザードが起動します。

  2. [レポート ビルダーのインストール ウィザードへようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。

  3. [使用許諾契約書] ページで使用許諾契約書を読み、[同意する] オプションを選択します。 [次へ] をクリックします。

  4. 個人名と会社名を指定します。 [次へ] をクリックします。

  5. [機能の選択] ページで、必要に応じて [参照] または [ディスク コスト] をクリックします。 [次へ] をクリックします。

    • レポート ビルダーの既定の場所を参照して更新するには、[参照] をクリックします。

      注意

      レポート ビルダーの既定のインストール フォルダーは <ドライブ>Program Files\Microsoft SQL Server です。

    • レポート ビルダーが使用するディスク領域を確認するには、[ディスク コスト] をクリックします。

      注意

      ボリュームに十分な空きディスク領域がない場合は、ボリュームが強調表示されます。

  6. [既定の対象サーバー] ページで、必要に応じて対象レポート サーバーの URL を指定します (既定の URL と異なる場合)。 [次へ] をクリックします。

    注意

    レポート ビルダーをレポート サーバーに接続して使用する場合は、ここでサーバーの URL を指定すると便利です。 ただし、レポート ビルダーで作業しているときに [オプション] ダイアログ ボックスで指定することもできます。

  7. [インストール] をクリックしてレポート ビルダーのインストールを完了します。

レポート マネージャーからレポート ビルダー ClickOnce を起動するには

  1. Web ブラウザーで、アドレス バーにレポート サーバーの URL を入力します。 既定の URL は、http://<servername>/reports です。 レポート マネージャーが開きます。

  2. [レポート ビルダー] をクリックします。

    レポート ビルダーが開き、レポート サーバー上でレポートを作成したり、レポートを開いたりできます。

URL を使用してレポート ビルダー ClickOnce を起動するには

  1. Web ブラウザーでアドレス バーに次の URL を入力します。

    http://<servername>/reportserver/reportbuilder/ReportBuilder_3_0_0_0.application

  2. Enter キーを押します。

    レポート ビルダーが開き、レポート サーバー上でレポートを作成したり、レポートを開いたりできます。

レポート ビルダー ClickOnce を SharePoint 統合モードで起動するには

  1. 目的のライブラリがあるサイトに移動します。

  2. ライブラリを開きます。

  3. [新規作成] メニューの [レポート ビルダー レポート] をクリックします。

    レポート ビルダーが開き、レポート サーバー上でレポートを作成したり、レポートを開いたりできます。

[スタート] メニューからレポート ビルダー スタンドアロンを起動するには

  1. [スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックして、[Microsoft SQL Server 2012 レポート ビルダー] をクリックします。

  2. [レポート ビルダー] をクリックします。

    レポート ビルダーが開き、レポートを作成したり、レポートを開いたりできます。

  3. レポート ビルダーに関するドキュメントを開くには、[Report Builder ヘルプ] をクリックします。

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関連項目

概念

Reporting Services レポート サーバー (SSRS)

SQL Server データ ツールのレポート デザイナーのクエリ デザイン ツール (SSRS)

その他の技術情報

Reporting Services のチュートリアル (SSRS)