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sp_dbmmonitorupdate (Transact-SQL)

データベース ミラーリング監視の状態テーブルにミラー化されたデータベースごとの新しい行を挿入し、現在の保有期間より古い行を切り捨てます。既定の保有期間は 7 日 (168 時間) です。状態テーブルの更新時、sp_dbmmonitorupdate はパフォーマンス基準を評価します。

注意注意

sp_dbmmonitorupdate 初回実行時には、msdb データベース内にデータベース ミラーリングの状態テーブルと固定データベース ロール dbm_monitor が作成されます。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_dbmmonitorupdate [ database_name ]

引数

  • database_name
    ミラーリングの状態を更新するデータベースの名前を指定します。database_name を指定しない場合は、サーバー インスタンスのすべてのミラー化されたデータベースについて、状態テーブルが更新されます。

リターン コードの値

なし

結果セット

なし

説明

sp_dbmmonitorupdate は msdb データベースのコンテキストでのみ実行できます。

状態テーブルの列がパートナーのロールに該当しない場合、そのパートナーについて、値は NULL になります。また、フェールオーバー時やサーバー再起動時などで、関連する情報を取得できない場合も、列の値は NULL になります。

sp_dbmmonitorupdate で msdb データベース内に固定データベース ロール dbm_monitor を作成した後、固定サーバー ロール sysadmin のメンバは固定データベース ロール dbm_monitor に任意のユーザーを追加できるようになります。ロール dbm_monitor はメンバに対し、データベース ミラーリングの状態を表示することを許可できます。また、状態の更新や、データベース ミラーリング イベントの表示および構成を禁止することもできます。

データベース ミラーリングの状態の更新時、sp_dbmmonitorupdate は、警告しきい値が指定されているミラーリングのパフォーマンス基準について最新の値を確認し、値がしきい値を超えている場合は情報イベントをイベント ログに追加します。すべての割合は、前回の更新時以降の平均になります。詳細については、「ミラーリング パフォーマンス基準の警告しきい値および警告の使用」を参照してください。

権限

固定サーバー ロール sysadmin のメンバシップが必要です。

例

次の例では、AdventureWorks データベースに対してのみ、ミラーリングの状態を更新します。

USE msdb;
EXEC sp_dbmmonitorupdate AdventureWorks ;