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トラブルシューティング : ユーザー 'X' はログインできませんでした

無効なパスワードまたはユーザー名を含む認証の失敗によって接続試行が拒否された場合、クライアントには "ユーザー '<user_name>' はログインできませんでした。(Microsoft SQL Server、エラー: 18456)" のようなメッセージが返されます。

クライアントに返される追加情報には、次のようなものがあります。

"ユーザー '<user_name>' はログインできませんでした。(.Net SqlClient Data Provider)"

------------------------------

"サーバー名: <computer_name>"

"エラー番号: 18456"

"重大度: 14"

"状態: 1"

"行番号: 65536"

次のメッセージが返されることもあります。

"メッセージ 18456、レベル 14、状態 1、サーバー <computer_name>、行 1"

"ユーザー '<user_name>' はログインできませんでした。"

エラーに関する追加情報

セキュリティ向上のために、クライアントに返されるエラー メッセージでは、認証エラーの性質を意図的に非表示にしています。ただし SQL Server エラー ログでは、対応するエラーに、認証失敗条件と対応付けられるエラー状態が含まれています。ログインできない理由を判断するには、エラー状態を次の一覧と比較してください。

状態

説明

2

ユーザー ID が無効です。

5

ユーザー ID が無効です。

6

SQL Server 認証で Windows ログイン名を使用しようとしました。

7

ログインが無効で、パスワードが正しくありません。

8

パスワードが正しくありません。

9

パスワードが無効です。

11

ログインは有効ですが、サーバー アクセスに失敗しました。

12

ログインは有効なログインですが、サーバー アクセスに失敗しました。

18

パスワードを変更する必要があります。

エラー状態は他にも存在し、予期しない内部処理エラーを示します。

この例では、認証エラー状態は 8 です。これは、パスワードが正しくないことを示します。

日付

ソース

メッセージ

2007-12-05 20:12:56.34

ログオン

エラー: 18456、重大度: 14、状態: 8。

2007-12-05 20:12:56.34

ログオン

ユーザー '<user_name>' はログインできませんでした。[クライアント: <ip address>]

注意注意

Windows 認証モードを使用して SQL Server をインストールし、後で SQL Server 認証モードと Windows 認証モードに変更すると、sa ログインは最初は無効になります。これにより、状態 7 のエラー "ユーザー 'sa' はログインできませんでした。" が発生します。sa ログインを有効にするには、「サーバーの認証モードを変更する方法」を参照してください。