レッスン 2: レポート デザイナで使用する、モデルに基づくレポート用のデータ ソースの作成
クエリを作成する前に、クエリで使用するレポート モデルをポイントする、データ ソースを作成する必要があります。このチュートリアルでは、MicrosoftSQL Server 2008 に付属している Adventure Works レポート モデル サンプルを使用します。このチュートリアルでは、レポート モデル サンプルがレポート サーバーに配置済みであることを前提としています。このレッスンでは、レポート モデルへのアクセスに使用するデータ ソースを作成します。
共有データ ソースを作成するには
ソリューション エクスプローラで、[共有データ ソース] を右クリックし、[新しいデータ ソースの追加] をクリックします。
[名前] ボックスに「RMQDdatasource」と入力します。
[型] ボックスの一覧で、[レポート サーバー モデル] を選択します。
[接続文字列] ボックスに「Server=https://localhost/reportserver; datasource=/models/adventure works」と入力します。
注意 既定では、Business Intelligence Development Studio を使用してレポート モデルをレポート サーバーに配置した場合、レポート モデルは Models フォルダに保存されます。この接続文字列には、既定の場所が反映されています。レポート モデルをレポート サーバーの別の場所に配置した場合は、接続文字列でその場所を指定する必要があります。たとえば、レポート モデルが Samples フォルダにある場合、接続文字列は Server=https://localhost/reportserver; datasource=/Samples/Adventure Works のようになります。
[資格情報] を選択します。
[Windows 認証 (統合セキュリティ)を使用する] をクリックし、[OK] をクリックします。
ソリューション エクスプローラの [共有データ ソース] フォルダに、データ ソースが表示されます。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。
次の手順
これでデータ ソースが作成され、レポート モデルに基づくクエリを作成できるようになりました。次のレッスンでは、レポート ウィザードを使用してレポート モデル クエリ デザイナを開き、年度別の製品売上を表示するクエリを作成します。また、クエリにフィルタを適用します。「レッスン 3: レポート モデルに基づくクエリの作成」を参照してください。