データベース スナップショットの作成
このトピックでは、データベース スナップショットの作成に関するいくつかのベスト プラクティスについて説明します。また、データベース スナップショットの作成手順へのリンクも示します。
データベースを作成できるすべてのユーザーが、データベース スナップショットを作成できます。
重要 |
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SQL Server 2005 で導入されたデータベース スナップショットは、SQL Server 2005 および SQL Server 2008 の Enterprise Edition でのみ使用できます。 |
データベース スナップショットの作成に関するベスト プラクティス
データベース スナップショットの名前付け、データベース スナップショットの作成のタイミング、数の制限、およびスナップショットへのクライアント接続のリダイレクトに関するベスト プラクティスの一部を以下に示します。
データベース スナップショットの名前付け
スナップショットを作成する前に、名前付けの方法を検討することが重要です。各データベース スナップショットでは、一意のデータベース名が必要になります。管理を容易にするために、次のようなデータベースを識別する情報を、スナップショット名に含めることができます。
ソース データベースの名前。
新しい名前がスナップショット用であるという指示。
任意のデータベース上のシーケンシャル スナップショットを区別するための、スナップショットの作成日や作成時刻、シーケンス番号、日時などの他のいくつかの情報。
たとえば、AdventureWorks データベースの一連のスナップショットについて考えてみます。24 時間形式のクロックに基づいて、午前 6 時から午後 6 時までの間に、6 時間間隔で毎日 3 つのスナップショットが作成されます。毎日の各スナップショットは、24 時間保持された後削除され、同じ名前の新しいスナップショットに置き換えられます。各スナップショット名は、次のように時刻を示しますが、日付は示しません。
AdventureWorks_snapshot_0600
AdventureWorks_snapshot_1200
AdventureWorks_snapshot_1800
しかし、毎日のスナップショットの作成時刻が日によって異なる場合、あまり明確でない名前付け規則が適している場合もあります。たとえば次のような名前にします。
AdventureWorks_snapshot_morning
AdventureWorks_snapshot_noon
AdventureWorks_snapshot_evening
データベース スナップショット数の制限
一連のスナップショットを長期にわたって作成することで、ソース データベースのシーケンシャルなスナップショットがキャプチャされます。各スナップショットは、明示的に削除されるまで保持されます。元のページが更新されるにつれて、各スナップショットが継続的に拡張されるので、新しいスナップショットの作成後に古いスナップショットを削除するとディスク領域を節約できます。
注意 |
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データベース スナップショットに戻す場合は、そのデータベースから他のすべてのスナップショットを削除する必要があります。 |
データベース スナップショットへのクライアント接続
データベース スナップショットを使用するには、クライアントはそのスナップショットを見つける場所を認識している必要があります。ユーザーは、あるデータベース スナップショットが作成または削除されている間でも、他のデータベース スナップショットから読み取ることができます。ただし、既存のスナップショットを新しいスナップショットに置き換えるときに、クライアントを新しいスナップショットにリダイレクトする必要があります。ユーザーは、SQL Server Management Studio を使用して、データベース スナップショットに手動で接続できます。ただし、実稼働環境をサポートするには、ユーザーが意識しないうちにレポート作成クライアントをデータベースの最新のデータベース スナップショットにリダイレクトするような、プログラム ソリューションを作成する必要があります。
データベース スナップショットを作成するには
注意 |
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SQL Server Management Studio では、データベース スナップショットの作成はサポートされません。 |