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実行プランを XML 形式で保存する方法

SQL Server Management Studio を使用すると、実行プランを XML ファイルとして保存し、開いて参照することができます。

Management Studio の実行プラン機能または XML プラン表示 SET オプションを使用するには、実行プランを生成する Transact-SQL クエリを実行するための適切な権限と、クエリが参照するすべてのデータベースに対する SHOWPLAN 権限が必要です。詳細については、「プラン表示のセキュリティ」を参照してください。

XML 表示プラン SET オプションを使用してクエリ プランを表示するには

  1. SQL Server Management Studio でクエリ エディタを開き、データベース エンジンに接続します。

  2. 次のステートメントを使用して、SHOWPLAN_XML を有効にします。

    SET SHOWPLAN_XML ON;
    GO
    

    次のステートメントを使用して、STATISTICS XML を有効にします。

    SET STATISTICS XML ON;
    GO
    

    SHOWPLAN_XML は、クエリのコンパイル時クエリ実行プラン情報を生成しますが、クエリの実行は行いません。STATISTICS XML は、クエリの実行時クエリ実行プラン情報を生成し、クエリを実行します。

  3. クエリを実行します。例 :

    USE AdventureWorks;
    GO
    SET SHOWPLAN_XML ON;
    GO
    -- Execute a query.
    SELECT EmployeeID 
    FROM HumanResources.Employee
    WHERE NationalIDNumber = '509647174';
    GO
    SET SHOWPLAN_XML OFF;
    
  4. [結果] ペインで、クエリ プランを含む [Microsoft SQL Server XML Showplan] を右クリックし、[結果に名前を付けて保存] をクリックします。

  5. [グリッドの結果を保存] または [テキストの結果を保存] ダイアログ ボックスで、[保存の種類] ボックスの一覧の [すべてのファイル (*.*)] をクリックします。

  6. [ファイル名] ボックスに <name**>.sqlplan** の形式で名前を入力し、[保存] をクリックします。

SQL Server Management Studio のオプションを使用して実行プランを保存するには

  1. Management Studio で、推定実行プランまたは実際の実行プランを生成します。詳細については、「推定実行プランを表示する方法」または「実際の実行プランを表示する方法」を参照してください。

  2. 結果ペインの [実行プラン] タブで、グラフィカルな実行プランを右クリックし、[実行プランに名前を付けて保存] をクリックします。

    代わりに、[ファイル] メニューの [実行プランに名前を付けて保存] をクリックしてもかまいません。

  3. [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、[ファイルの種類][実行プラン ファイル (*.sqlplan)] に設定されていることを確認します。

  4. [ファイル名] ボックスに <name**>.sqlplan** の形式で名前を入力し、[保存] をクリックします。

保存した XML クエリ プランを SQL Server Management Studio で開くには

  1. SQL Server Management Studio で [ファイル] メニューの [開く] をポイントし、[ファイル] をクリックします。

  2. [ファイルを開く] ダイアログ ボックスで [ファイルの種類][実行プラン ファイル (*.sqlplan)] に設定し、保存済みの XML クエリ プラン ファイルだけを表示します。

  3. 表示する XML クエリ プラン ファイルを選択し、[開く] をクリックします。

    代わりに、Windows エクスプローラで、拡張子が .sqlplan のファイルをダブルクリックしてもかまいません。プランが、Management Studio で開かれます。