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Transact-SQL ジョブ ステップのオプションを定義する方法 (SQL Server Management Studio)

このトピックでは、MicrosoftSQL Server エージェント Transact-SQL ジョブ ステップのオプションを定義する方法について説明します。これらのオプションは、[ジョブ ステップのプロパティ] ダイアログ ボックスの [詳細設定] ページで定義できます。

Transact-SQL ジョブ ステップのオプションを定義するには

  1. オブジェクト エクスプローラで、[SQL Server エージェント] を展開し、[ジョブ] を展開します。次に、編集するジョブを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  2. [ステップ] ページをクリックし、ジョブ ステップをクリックして、[編集] をクリックします。

  3. [ジョブ ステップのプロパティ] ダイアログ ボックスで、ジョブの種類が [Transact-SQL スクリプト (T-SQL)] であることを確認し、[詳細設定] ページをクリックします。

  4. [成功した場合のアクション] ボックスで、ジョブが成功した場合に実行するアクションを指定します。

  5. [再試行回数] ボックスに 0 ~ 9999 の数値を入力して、再試行回数を指定します。

  6. [再試行間隔] ボックスに 0 ~ 9999 の数 (分) を入力して、再試行間隔を指定します。

  7. [失敗した場合のアクション] ボックスで、ジョブが失敗した場合に実行するアクションを指定します。

  8. ジョブが Transact-SQL スクリプトの場合は、以下の方法から選択できます。

    • [出力ファイル] ボックスに、出力ファイルの名前を入力します。既定では、ジョブ ステップの実行ごとに出力ファイルが上書きされます。出力ファイルを上書きしない場合は、[既存のファイルに出力を追加する] チェック ボックスをオンにします。このオプションは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバだけが使用できます。SQL Server Management Studio では、ユーザーはファイル システム上の任意のファイルを表示できないので、Management Studio を使用して、ファイル システムに書き込まれたジョブ ステップのログを表示できないことに注意してください。

    • ジョブ ステップのログをデータベース テーブルに記録する場合は、[テーブルにログ記録する] チェック ボックスをオンにします。既定では、ジョブ ステップの実行ごとにテーブルの内容が上書きされます。テーブルの内容を上書きしない場合は、[テーブル内の既存のエントリに出力を追加する] チェック ボックスをオンにします。ジョブ ステップの実行後にこのテーブルのコンテンツを表示するには、[表示] をクリックします。

    • ステップの履歴に出力を含める場合は、[履歴にステップ出力を含める] チェック ボックスをオンにします。エラーがない場合にのみ、出力は表示されます。また、出力が切り捨てられる場合があります。

  9. sysadmin 固定サーバー ロールのメンバで、このジョブ ステップを別の SQL ログインで実行する場合は、[実行時のユーザー] ボックスで SQL ログインを選択します。