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トレースの開始、一時停止、および停止

SQL Server Profiler を使用して新しいトレース定義するか、テンプレートを作成したら、新しいトレース定義またはテンプレートを使用してデータのキャプチャを開始、一時停止、または停止することができます。

トレースの開始

定義されているトレース元が SQL Server データベース エンジンまたは Analysis Services のインスタンスである場合、トレースを開始すると、SQL Server により、キャプチャしたサーバー イベントを一時的に保持する場所を提供するキューが作成されます。

SQL Server Profiler を使用して SQL トレースにアクセスすると、トレース ウィンドウが表示されていない場合、トレースの開始時に新しいトレース ウィンドウが表示され、データがすぐにキャプチャされます。

Transact-SQL システム ストアド プロシージャを使用して SQL トレースにアクセスする際には、データをキャプチャする SQL Server のインスタンスが起動されるたびにトレースを開始する必要があります。トレースの開始後に変更できるのはトレースの名前のみです。

注意注意

既存のトレースを使用する場合、プロパティを参照できますが、変更できません。プロパティを変更するには、トレースを停止または一時停止する必要があります。

トレースの一時停止

トレースを一時停止すると、トレースを再開するまで、それ以上のイベント データはキャプチャされません。トレースを再開すると、トレース操作が再開されます。キャプチャを再開しても、それ以前にキャプチャしたデータが失われることはありません。トレースを再開すると、その時点から、データのキャプチャが再開されます。トレースを一時停止している間は、名前、イベント、列、およびフィルタを変更することができます。ただし、トレース データの送信先またはサーバー接続は変更できません。

トレースの停止

トレースを停止すると、データのキャプチャも停止します。トレースを停止した場合、トレースを再開すると、既にキャプチャしたデータは失われます。ただし、トレース ファイルまたはトレース テーブルにキャプチャしたデータが失われることはありません。トレースを停止した後に、キャプチャしたデータをテーブルまたはファイルに保存することは可能です。トレースを停止しても、あらかじめ選択されているすべてのトレース プロパティは保存されます。トレースを停止した後は、名前、イベント、列、およびフィルタを変更できます。