[クリックスルー レポート] ページ (レポート マネージャ)
クリックスルー レポートは、レポート内に含まれている対話的なデータをユーザーがクリックしたときに、関連するデータのテーブルを表示するレポートです。これらのレポートは、レポートの作成に使用したモデルに含まれている情報に基づいて、レポート サーバーによって生成されます。レポート サーバーによって生成されるクリックスルー レポートを使用しない場合は、カスタム レポートを作成し、レポート サーバーにパブリッシュして、そのモデルで定義されている対話的なデータ ポイントにマップすることができます。カスタム レポートは、レポート ビルダで同じモデルを使用して作成し、レポート サーバーにパブリッシュする必要があります。カスタム レポートをモデル内のアイテムにマップするには、レポート マネージャの [クリックスルー レポート] ページを使用します。
[クリックスルー レポート] ページには、定義済みのパブリッシュされたレポート ビルダのレポートを、モデル内の特定のエンティティ、フォルダ、およびアイテムにマップする方法が用意されています。レポートをモデル内の特定のアイテムにマップすると、そのアイテムに移動したユーザーは、レポート サーバーによって生成された一時レポートではなく、カスタム レポートを取得できます。
カスタム レポートを提供する場合、レポートの単一インスタンスおよび複数インスタンスの両方のバージョンを含める必要があります。単一インスタンスまたは複数インスタンスのどちらのレポートが実行時にユーザーに表示されるかは、ユーザーが特定のエンティティに移動するために使用するデータ パスで決まります。レポートのどちらかのバージョンが必要ないということを、事前に知ることができない場合があります。
エンティティにマップするカスタム レポートは、レポート サーバー フォルダ階層を通して安全性が確保されています。モデル アイテムをレポートにマップした場合、そのレポートに移動したユーザーがレポートを使用できないときは、カスタム レポートではなく、レポート サーバーによって生成された一時レポートがそのユーザーに提供されます。
アクセス可能な任意のレポートを選択できますが、構成する対象のモデル用に作成されたレポートのみを選択してください。クリックスルー レポートの要件の詳細については、「レポートからのクリックスルー レポートの表示 (レポート ビルダ 1.0)」および「レポート モデルの管理」を参照してください。
クリックスルー レポートは SQL Server Enterprise を実行している場合のみ使用できます。組織で実行している SQL Server のエディションが不明な場合は、データベース管理者に問い合わせてください。
オプション
モデル アイテムの階層
カスタマイズされたレポートを提供する、対象のモデル名前空間内のエンティティ、フォルダ、およびアイテムを表示します。[単一のインスタンス]
ユーザーの移動によって単一インスタンス データのビューが必要な場合は、使用するカスタム レポートを指定します。参照ボタンをクリックして、使用するレポートを選択します。[複数のインスタンス]
ユーザーの移動によって複数インスタンス データのビューが必要な場合は、使用するカスタム レポートを指定します。参照ボタンをクリックして、使用するレポートを選択します。