サブクエリの規則
サブクエリには次の制限があります。
比較演算子で導かれたサブクエリの選択リストには、式または列名を 1 つしか入れることができません。ただし、EXISTS および IN では、それぞれ SELECT * とリストを使用できます。
1 つ上のレベルのクエリの WHERE 句に列名が含まれている場合、サブクエリの選択リストで指定されている列との結合互換性が必要です。
ntext、text、および image の各データ型は、サブクエリの選択リストでは使用できません。
修飾されていない比較演算子 (キーワード ANY または ALL が後に付いていないもの) で導かれたサブクエリは、単一の値を返す必要があるため、GROUP BY 句および HAVING 句を含めることはできません。
GROUP BY を含むサブクエリでは、DISTINCT キーワードは使用できません。
COMPUTE 句と INTO 句は指定できません。
ORDER BY 句を指定できるのは、TOP 句が指定されているときだけです。
サブクエリで作成されたビューは、更新できません。
EXISTS で導かれたサブクエリの選択リストには、通例、単一の列名ではなくアスタリスク (*) が使用されます。EXISTS で導かれるサブクエリの規則は、標準の選択リストの規則と同じです。これは、EXISTS で導かれるサブクエリは存在検査を行うもので、データではなく TRUE または FALSE を返すためです。