[クエリ オプション] の [実行] ([ANSI] ページ)
このページを使用すると、ISO (ANSI) 規格で指定されているすべての設定、または設定の一部が使用されたクエリを MicrosoftSQL Server で実行するように指定できます。
[SET ANSI_DEFAULTS]
既定の ISO 設定をすべて選択します。このボックスは ISO 設定の一部だけを構成するので、既定では使用できません。[SET QUOTED_IDENTIFIER]
オブジェクト識別子を引用符で囲みます。既定では、このオプションはオンになっています。[SET ANSI_NULL_DFLT_ON]
CREATE TABLE または ALTER TABLE ステートメントの実行中に、NOTNULL が明示的に定義されていないすべてのユーザー定義データ型または列に対して、NULL 値を許容します (既定の状態)。既定では、このオプションはオンになっています。[SET IMPLICIT_TRANSACTIONS]
既定では、このオプションはオフになっています。[SET CURSOR_CLOSE_ON_COMMIT]
トランザクションがコミットされたときに開いているカーソルを自動的に閉じます (ISO に準拠)。この値がオフに設定されている場合、トランザクションが変わってもカーソルは開いたままです。接続が終了するか、カーソルが明示的に閉じるときだけカーソルが閉じます。既定では、このオプションはオフになっています。[SET ANSI_PADDING]
列に定義されているサイズよりも短い値を列に格納する方法と、値の後に char、varchar、binary、varbinary データ型で空白が続いている値を列に格納する方法を指定します。この設定は新しい列の定義にだけ影響します。列の作成後は、列の作成時の設定に基づいて値が格納されます。この設定を後で変更しても、既存の列には影響ありません。既定では、このチェック ボックスはオンになっています。[SET ANSI_WARNINGS]
複数のエラー条件に対して ISO 標準の動作をすることを指定します。このチェック ボックスをオンにすると、NULL 値が集計関数 (SUM、AVG、MAX、MIN、STDEV、STDEVP、VAR、VARP、COUNT など) で使用されている場合に、警告メッセージが生成されます。オフの場合は、警告メッセージは生成されません。
このチェック ボックスをオフにすると、0 除算や演算オーバーフロー エラーが発生したときにステートメントがロールバックされ、エラー メッセージが生成されます。オフの場合は、0 除算や演算オーバーフロー エラーが発生したときに NULL 値が返されます。INSERT 処理または UPDATE 処理が character、Unicode、または binary 型の列に対して実行され、新しい値が列の最大サイズより長くなると、0 除算や演算オーバーフロー エラーが原因となって NULL 値が返されます。[SET ANSI_WARNINGS] がオンの場合は、INSERT 処理または UPDATE 処理は ISO 規格の指定に従って取り消されます。文字型の列の後続の空白とバイナリ列の後続の NULL は無視されます。これがオフの場合は、データは列のサイズに切り捨てられ、ステートメントは成功します。
既定では、このオプションはオンになっています。
[SET ANSI_NULLS]
= (等号) 比較演算子と <> (不等号) 比較演算子を NULL 値に対して使用した場合に ISO に準拠した動作をすることを指定します。[SET ANSI_NULLS] がオンの場合、NULL 値に対する比較はすべて UNKNOWN として評価されます。これは ISO に準拠した動作です。[SET ANSI_NULLS] がオフの場合、データ値が NULL であれば、NULL 値に対するデータの比較はすべて TRUE に評価されます。既定では、このオプションはオンになっています。[既定値にリセット]
このページの値をすべて既定値にリセットします。