IS [NOT] NULL (Transact-SQL)
指定した式が NULL かどうかを判定します。
構文
expression IS [ NOT ] NULL
引数
expression
有効な式を指定します。NOT
ブール値の結果を否定するよう指定します。この述語によって返される値は反転されるので、値が NULL でない場合は TRUE、NULL の場合は FALSE が返されます。
戻り値の型
Boolean
戻り値
expression が NULL の場合、IS NULL では TRUE が返されます。それ以外の場合は FALSE が返されます。
expression が NULL の場合、IS NOT NULL では FALSE が返されます。それ以外の場合は TRUE が返されます。
説明
式が NULL かどうかを判定するには、= や != などの比較演算子の代わりに、IS NULL または IS NOT NULL を使用してください。比較演算子では、引数のいずれかまたは両方が NULL の場合、UNKNOWN が返されます。
例
次の例では、重量が 10 ポンド未満または色が不明の全製品の名前と重量、または NULL を返します。
USE AdventureWorks;
GO
SELECT Name, Weight, Color
FROM Production.Product
WHERE Weight < 10.00 OR Color IS NULL
ORDER BY Name;
GO
関連項目