[フィルタ一覧] ダイアログ ボックス (モデル デザイナ)
[フィルタ一覧] ダイアログ ボックスの目的は、使用できる値の数が多くドロップダウン リストで簡単に移動できない場合に、値のセットの一覧を作成することです。使用できる値は、属性の重複しない値のセットや、モデルで定義されているエンティティのインスタンスです。[データのフィルタ選択] ダイアログ ボックスのフィルタ条件の隣にある "値が選択されていません" リンクをクリックすると、モデル デザイナおよびレポート ビルダで [フィルタ一覧] ダイアログ ボックスが開きます。
属性に対して、属性の ValueSelection プロパティが List に設定されている場合、[フィルタ一覧] ダイアログ ボックスが使用されます。この場合、[使用できるデータ] ボックスの一覧には、この属性の重複しない値がすべて表示されます。特定の値を検索する場合、[フィルタ] ボックスに語を入力し、[フィルタ] ボタンをクリックします。
エンティティの InstanceSelection プロパティが List、FilteredList、または MandatoryFilter に設定されている場合、エンティティに対して [フィルタ一覧] ダイアログ ボックスが使用されます。プロパティに List を設定すると、[使用できるデータ] ボックスの一覧には、このエンティティのすべてのインスタンスが表示されます。また、ダイアログ ボックスの動作は、属性の重複しない値を表示する場合と同様になります。プロパティに FilteredList または MandatoryFilter を設定すると、ダイアログ ボックスを開いた初期状態でインスタンスは表示されません。代わりに、[検索] ボタンをクリックすると、使用できる値のサブセットを返すフィルタを作成できます。このサブセットは、[使用できるデータ] ボックスの一覧に表示されます。このセットから 1 つ以上の値を一覧に追加します。使用するすべての値を選択するまでこの手順を繰り返すことができます。
[OK] をクリックすると、[選択したデータ] ボックスの一覧に含まれているアイテムが、元のフィルタに表示されます。
オプション
[検索]
事前のフィルタ選択を行う必要がある場合は、[検索] ボタンが表示されます。[使用できるデータ] ボックスに表示するアイテムの数をフィルタ選択する場合にクリックします。クリックすると、新しい [データのフィルタ選択] ダイアログ ボックスが表示されます。有効なフィルタを適用し、[OK] をクリックします。[フィルタ一覧] ダイアログ ボックスが再び表示されます。[使用できるデータ] ボックスに値が表示されます。[使用できるデータ]
フィルタのドロップダウン リストに追加するアイテムを選択します。この一覧に事前にアイテムが含まれている場合があります。それ以外の場合は、[検索] をクリックし、アイテムを設定します。[追加]
[使用できるデータ] ボックスの一覧で選択したアイテムを、[選択したデータ] ボックスの一覧に移動する場合にクリックします。[すべて追加]
[使用できるデータ] ボックスの一覧のすべてのアイテムを、[選択したデータ] ボックスの一覧に移動する場合にクリックします。[選択したデータ]
[データのフィルタ選択] ダイアログ ボックスのフィルタ条件ドロップダウン リストに追加されるすべてのアイテムを表示します。[削除]
アイテムを選択した後でクリックすると、[選択したデータ] ボックスの一覧からアイテムを削除できます。[フィルタ]
[使用できるデータ] ボックスの一覧に表示されるアイテムをフィルタ選択して減らすには、単語を入力し、[フィルタ] をクリックします。たとえば、製品名から構成される一覧で、名前に "mountain" という単語が含まれる製品だけを対象とする場合は、「mountain」と入力することで目的のアイテムのみが表示されるようになります。このオプションは、[使用できるデータ] ボックスの一覧に値があらかじめ表示されている場合にのみ使用できます。