次の方法で共有


[クエリ オプション] の [実行] ([詳細設定] ページ)

SET ステートメントを使用する際には、さまざまなオプションを指定できます。このページを使用して set オプションを指定し、Microsoft SQL Server クエリを実行します。各オプションの詳細については、SQL Server オンライン ブックを参照してください。

  • [SET NOCOUNT]
    結果セットのメッセージとして、行数を返しません。既定では、このオプションはオフになっています。

  • [SET NOEXEC]
    クエリを実行しません。既定では、このオプションはオフになっています。

  • [SET PARSEONLY]
    各クエリの構文をチェックするだけで、クエリを実行しません。既定では、このオプションはオフになっています。

  • [SET CONCAT_NULL_YIELDS_NULL]
    このチェック ボックスがオンの場合、既存の値と NULL を連結するクエリは、結果として常に NULL を返します。このチェック ボックスがオフの場合、既存の値と NULL を連結するクエリは、既存の値を返します。既定では、このオプションはオンになっています。

  • [SET ARITHABORT]
    このチェック ボックスがオンの場合、式の評価中に INSERT、DELETE、または UPDATE ステートメントで算術エラー (オーバーフロー、0 による除算、またはドメイン エラー) が発生すると、クエリまたはバッチは終了します。このチェック ボックスがオフの場合、可能であればその値に対して NULL が与えられ、クエリが続行されます。さらに、結果にメッセージが含められます。この動作の詳細については、オンライン ブックを参照してください。既定では、このオプションはオンになっています。

  • [SET SHOWPLAN_TEXT]
    このチェック ボックスがオンの場合、各クエリに対してクエリ プランがテキスト形式で返されます。既定では、このオプションはオフになっています。

  • [SET STATISTICS TIME]
    このチェック ボックスがオンの場合、各クエリに対して時間統計情報が返されます。既定では、このオプションはオフになっています。

  • [SET STATISTICS IO]
    このチェック ボックスがオンの場合、各クエリに対して入出力 (I/O) に関する統計情報が返されます。既定では、このオプションはオフになっています。

  • [SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL]
    既定では READ COMMITTED トランザクション分離レベルが設定されます。詳細については、「SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL (Transact-SQL)」を参照してください。SNAPSHOT トランザクション分離レベルは使用できません。SNAPSHOT 分離を使用するには、次の Transact-SQL ステートメントを追加します。

    SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL SNAPSHOT;
    GO
    
  • [SET DEADLOCK_PRIORITY]
    既定値の [Normal] の場合、デッドロックが発生したときに各クエリに同じ優先度が与えられます。このクエリがデッドロックの競合で常に敗北し、終了されるクエリとして選択されるようにするには、ドロップダウン リストで優先度 [Low] を選択してください。

  • [SET LOCK TIMEOUT]
    既定値の -1 は、トランザクションが完了するまでロックが保持されることを示します。値が 0 の場合は、待ち時間はありません。ロックがかかるとすぐにメッセージが返されます。トランザクションを終了するまでのロックを 0 ミリ秒よりも長く保持する必要がある場合は、0 より大きい値を指定します。

  • [SET QUERY_GOVERNOR_COST_LIMIT]
    query governor cost limit オプションは、クエリを実行できる時間の上限を指定する場合に使用します。クエリ コストとは、特定のハードウェア構成でクエリを完了するために必要とされる予測所要時間を秒単位で表したものです。既定値の 0 は、クエリの実行に関して時間的制限がないことを示します。

  • [プロバイダ メッセージ ヘッダーの禁止]
    このチェック ボックスがオンの場合、プロバイダ (OLE DB プロバイダなど) からの状態メッセージが表示されません。既定では、このチェック ボックスはオンになっています。プロバイダ レベルで失敗するクエリのトラブルシューティングを行うときにプロバイダ メッセージを表示するには、このチェック ボックスをオフにします。

  • [クエリ実行後に切断]
    このチェック ボックスがオンの場合、クエリが完了した後に SQL Server への接続が終了します。既定では、このオプションはオフになっています。

  • [既定値にリセット]
    このページのすべての値を元の既定値にリセットします。