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クライアント プロトコルを構成する方法 (SQL Server 構成マネージャ)

クライアント アプリケーションで使用されるプロトコルを有効または無効にするには、SQL Server クライアント構成を使用します。クライアント プロトコルを表示するには、コンソール ペインで [SQL Server Native Client の構成] を展開し、[クライアント プロトコル] をクリックします。

詳細ペインには、プロトコル名と、クライアントがサーバーに接続するときにプロトコルを試す順序が表示されます。また、プロトコルが有効か無効か (状態) を確認し、プロトコル ファイルに関する詳細な情報も入手できます。

プロトコルを右クリックすると、ショートカット メニューに次のコマンドが表示されます。

  • [有効化] : 選択したプロトコルを SQL Server で使用できます。

  • [無効化] : 選択したプロトコルを SQL Server で使用できなくなります。

  • [順序] : [クライアント プロトコルのプロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。

クライアント プロトコルを有効または無効にするには

  1. SQL Server 構成マネージャで、[SQL Server Native Client の構成] を展開し、[クライアント プロトコル] を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。

  2. プロトコルを有効にするには、[無効なプロトコル] ボックスでプロトコルをクリックし、有効化するためのボタンをクリックします。

  3. プロトコルを無効にするには、[有効なプロトコル] ボックスでプロトコルをクリックし、無効化するためのボタンをクリックします。

既定のプロトコル、またはクライアント コンピュータのプロトコルの順序を変更するには

  1. SQL Server 構成マネージャで、[SQL Server Native Client の構成] を展開し、[クライアント プロトコル] を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。

  2. SQL Server に接続するときに試行されるプロトコルの順序を変更するには、[有効なプロトコル] ボックスで、上へ移動ボタンまたは下へ移動ボタンをクリックします。[有効なプロトコル] ボックスの最上部に表示されているプロトコルが既定のプロトコルです。

SQL Server 構成マネージャのコンソール ペインで [別名] をクリックすると、詳細ペインに、現在構成されている別名の一覧が表示されます。表示順序を並べ替えるには、ヘッダーの列名をクリックします。サーバーの別名を作成すると、クライアント コンピュータはさまざまなネットワーク プロトコルを使用して複数のサーバーに接続できます。プロトコルおよび接続の詳細をそれぞれ指定する必要はありません。また、さまざまなネットワーク プロトコルを、たとえ頻繁に使用する必要がないプロトコルであっても常に有効にしておくことができます。既定以外のポート番号または名前付きパイプで受信するようにサーバーを構成し、SQL Server Browser サービスを無効にした場合は、新しいポート番号または名前付きパイプを指定する別名を作成してください。

  • [別名]
    別名。クライアント アプリケーションはこの名前に接続します。

  • [サーバー]
    この別名に関連付けられているサーバー インスタンス。

  • [プロトコル]
    接続用に指定されたプロトコル。

  • [パラメータ]
    ポート番号やパイプ名など、その他の接続文字列情報。

別名を作成するには

  1. SQL Server 構成マネージャで、[SQL Server Native Client の構成] を展開し、[別名] を右クリックして、[新しい別名] をクリックします。

  2. [別名] ボックスに別名を入力します。クライアント アプリケーションは、接続時にこの名前を使用します。

  3. [サーバー] ボックスに、サーバーの名前または IP アドレスを入力します。名前付きインスタンスの場合は、インスタンス名を追加します。

  4. [プロトコル] ボックスで、この別名に使用されるプロトコルを選択します。プロトコルを選択すると、オプション プロパティ ボックスのタイトルが、[ポート番号]、[パイプ名]、[VIA パラメータ]、または [接続文字列] に変わります。

組み合わせが有効または無効な別名の種類の例については、次のトピックを参照してください。

注意注意

構成されている別名で間違ったサーバーやインスタンスに接続する場合は、関連付けられているネットワーク プロトコルを無効にし、次にこれを再び有効にします。これによりキャッシュされた接続情報がクリアされ、クライアントに正しく接続できます。