[ログインのプロパティ] ([状態] ページ)
このページでは、選択した SQL Server ログインの認証オプションと承認オプションの一部を構成できます。
SQL Server のインスタンスに接続を試みるログインは、次のテストに合格する必要があります。
まず、接続するログインは、自身の本人性を証明する必要があります。その 1 つの方法が、パスワードなどの秘密情報です。ログインからサーバーにパスワードを送信することによって、実際には、"これは秘密の言葉です。この言葉を知っているのは、あなたと私本人だけです。この秘密の言葉を知っているということは、私がその本人であることに間違いありません" というメッセージを伝えます。本人性が証明されたログインを認証済みといいます。
ログインの本人性が証明されると、そのログインの有効な権限を確認できるようになります。CONNECT SQL 権限を与えられているログインだけがサーバーに接続できます。サーバーへ接続するための CONNECT SQL 権限がない場合、そのログインはサーバーに接続できません。
オプション
[データベース エンジンに接続する権限]
この設定を操作するときは、選択したログインを、セキュリティ保護可能なリソースに対する権限を許可または拒否できるプリンシパルと考えます。ログインに CONNECT SQL 権限を付与する場合は、[許可] を選択します。ログインに CONNECT SQL 権限を与えない場合は、[拒否] を選択します。
[ログイン]
この設定を操作するときは、選択したログインを、テーブル内のレコードと考えます。ここに一覧表示される値を変更すると、それらの変更がレコードに適用されます。無効になっているログインも、レコードとして存在し続けます。ただし、無効になっているログインから SQL Server に接続を試みても、そのログインは認証されません。
このオプションを選択して、このログインを有効または無効にします。このオプションは、ENABLE オプションまたは DISABLE オプションのいずれかを指定した ALTER LOGIN ステートメントを実行します。
[SQL Server 認証]
[ログインをロックアウトする] チェック ボックスは、選択したログインから SQL Server 認証を使用して接続する場合のみ使用できます。このチェック ボックスは、そのログインがロックアウトされていることを示します。この設定は読み取り専用です。ロックアウトされたログインのロックを解除するには、UNLOCK オプションを指定して ALTER LOGIN を実行します。