次の方法で共有


パーティションのマージ

既存の MicrosoftSQL ServerAnalysis Services データベースでパーティションをマージできます。パーティションのマージ機能は強力なオプションですが、使用する場合は、そのプロセスについて、およびマージ操作で意図した結果を確実に得る方法についてよく理解しておいてください。

パーティションを後で確実にマージできるようにするには、そのパーティションの作成時に、パーティションのマージに関する一定の制限事項を考慮する必要があります。パーティションをマージできるのは、次の条件をすべて満たしている場合に限ります。

  • 同一のキューブに含まれていること

  • 同じ構造であること

  • 同じストレージ モードであること

  • 同じ集計デザインを含むこと

リモート パーティションは、Analysis Services の同一のリモート インスタンスで定義された他のリモート パーティションとだけマージできます。

将来のマージに備えたパーティションを作成するには、パーティション ウィザードでパーティションを作成するときに、キューブ内の別のパーティションから集計デザインを選択してコピーします。これによって、これらのパーティションは同じ集計デザインを持つようになります。これらのパーティションがマージされると、ソース パーティションの集計はターゲット パーティションの集計に結合されます。詳細については、「パーティションをマージする方法」を参照してください。

次の表は、より詳細な情報を提供するトピックへのリンクを示します。

トピック

説明

パーティションをマージする場合のファクト テーブルに関する注意点

このトピックで説明する考慮事項を理解することにより、マージ後にファクト テーブルの正確性を維持できます。

異なるデータ スライスを持つパーティションのマージ

パーティションで冗長データのない状態を保持するためのフィルタの使用方法について説明します。

Analysis Services パーティションのマージ

シナリオのマージ、およびエラーのない処理を維持する方法について説明します。