ルールをフィルタ選択する方法
MicrosoftSQL ServerAnalysis Services では、Microsoft アソシエーション ルール ビューアの [ルール] タブに表示されるルールをフィルタ選択できます。フィルタ選択することで、結果を必要なアソシエーションだけに限定できます。たとえば、ルールをフィルタ選択して、特定の製品を含むルールだけを表示できます。カスタム ビューアでのアソシエーション モデルの使用方法の詳細については、「Microsoft アソシエーション ルール ビューアを使用したマイニング モデルの表示」を参照してください。アソシエーション モデルを作成および調査する方法のチュートリアルについては、「レッスン 3: マーケット バスケット シナリオの作成 (中級者向けデータ マイニング チュートリアル)」を参照してください。
注意 |
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このオプションは、Microsoft アソシエーション アルゴリズムを使用して作成されたマイニング モデルに対してのみ使用できます。 |
ルールをフィルタ選択するには
アソシエーション ルール ビューアを使用してマイニング モデルを開きます。SQL Server Management Studio でこれを行うには、モデル名を右クリックして [参照] を選択します。Business Intelligence Development Studio でこれを行うには、モデルを含むマイニング構造をダブルクリックし、データ マイニング デザイナで [マイニング モデル ビューア] タブをクリックします。
アソシエーション ルール ビューアの [ルール] タブをクリックします。
[ルールのフィルタ] ボックスにルールの条件を入力します。
[ルールのフィルタ] テキスト ボックスでは、.NET 言語で定義されている正規表現を使用できます。したがって、((.Helmets.*Fenders.*)|(.*Fenders.*Helmets.*)) のような式を使用できます。この式は、Helmets と Fenders という単語が任意の順序で含まれる属性を含むすべてのアイテムセットを返します。
[最小の確率] では、確率の値を大きくすると表示されるルール数が減り、値を小さくすると表示されるルール数が増えます。
[最小の重要度] では、重要度の値を大きくすると表示されるルール数が減り、値を小さくすると表示されるルール数が増えます。
[表示] では、[属性の名前と値を表示]、[属性名のみ表示]、[属性値のみ表示] のいずれかのオプションを選択します。
[最大行数] では、値を大きくすると指定した条件を満たすルールの総数が増え、値を小さくすると返されるルールの数が制限されます。ルールは確率の順に並べられるので、確率または重要度に対して指定した条件を満たす余分なルールを除外できます。
[長い名前を表示する] チェック ボックスをオンまたはオフにして、ルール名の表示方法を切り替えます。
これでルールにフィルタが適用され、指定したアイテムを含むルールのみが表示されます。フィルタ条件は、ルール区切り記号 "->" の前または後の属性値に適用されます。
注意 ビューアはマイニング モデルに対するクエリによって最初に作成されるルールの一覧をキャッシュしており、最大行数、確率、重要度、または長い名前の表示を設定することでクエリの条件を変更しない限り、この一覧は更新されません。したがって、条件を入力しても表示がすぐに更新されない場合は、[長い名前を表示する] チェック ボックスをオンにしてからオフにすることで、強制的にビューアのデータを更新することができます。