コンテナとしてのプロジェクト
MicrosoftSQL Server Management Studio のプロジェクトは、ソリューション内のコンテナであり、データベース アプリケーションを構成するアイテムを論理的に管理、格納するために使用できます。
プロジェクト テンプレート
SQL Server Management Studio には、SQL Server スクリプト プロジェクト、Analysis Services プロジェクト、SQL Server Compact 3.5 SP1 プロジェクトのためのテンプレートが用意されています。各種類のプロジェクトにはそれぞれの環境に適した設定が組み込まれています (たとえば、SQL Server プロジェクトのための Transact-SQL スクリプト、Analysis Services プロジェクトのための MDX、DMX、XMLA の各スクリプト、SQL Server Compact 3.5 SP1 プロジェクトのための Transact-SQL などがあります)。
プロジェクト テンプレートにアクセスするには、[ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[プロジェクト] をクリックします。[新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスで、対象のプロジェクト テンプレートをクリックし、[OK] をクリックします。
プロジェクトとそのテンプレートを使用すると、一般的な管理タスクとビルド タスクがプロジェクトによって処理されるので、開発者は実装する特定の機能に焦点を絞って作業できます。詳細については、「プロジェクト アイテム」を参照してください。
プロジェクト定義ファイル
各プロジェクトには、そのプロジェクト固有のメタデータを記述したプロジェクト定義ファイルがあります。プロジェクト定義ファイルの拡張子や実際の内容は、そのファイルが定義するプロジェクトの種類によって異なります。一般に、プロジェクト ファイルには、プロジェクト アイテムの構成情報が格納されます。プロジェクトでは、関連付けられているその他のファイルの一覧と、それらのファイルの場所を保持することもできます。
プロジェクトにアイテムを追加すると、そのアイテムのディスク上の物理的なソース ファイルの場所も、プロジェクトの定義ファイルに追加されます。その後、このアイテムをプロジェクトから削除すると、この情報は定義ファイルから削除されます。