配置したキューブの表示
この実習では、Analysis Services Tutorial キューブを表示します。
配置したキューブを表示するには
Analysis Services Tutorial キューブをクリックして BI Development Studio のキューブ デザイナに切り替えます。
[ブラウザ] タブをクリックし、キューブ デザイナのツール バーにある [再接続] をクリックします。
キューブ デザイナの左側ペインには、Analysis Services Tutorial キューブのメタデータが表示されます。[ブラウザ] タブのツール バーでは、[分析観点] オプションと [言語] オプションを指定できます。また、[ブラウザ] タブのメタデータ ペインの右側には、2 つのペインが表示されます。上はフィルタ ペイン、下はデータ ペインです。
次の図は、キューブ デザイナの各ペインを示しています。
メタデータ ペインで [Measures] を展開し、[Internet Sales] を展開します。次に、[Sales Amount] メジャーを、データ ペインの [ここに詳細のフィールドをドロップします] 領域までドラッグします。
メタデータ ペインで、[Product] を展開します。
Product メタデータの一覧に、属性とユーザー階層が表示フォルダにまとめられて表示されます。
[Product Model Lines] ユーザー階層を、データ ペインの [ここに列のフィールドをドロップします] 領域までドラッグします。次に、このユーザー階層の Product Line レベルの [Road] メンバを展開します。
このユーザー階層の製品名レベルを展開すると、製品名が表示されます。
メタデータ ペインで [Customer] を展開し、[Location] を展開します。次に、Customer ディメンション内の [Location] 表示フォルダにある [Customer Geography] 階層を、データ ペインの [ここに行のフィールドをドロップします] 領域までドラッグします。
ドロップした行フィールドの [United States] を展開します。売上の詳細が米国内の地域ごとに表示されます。
[Oregon] を展開し、オレゴン州の各都市ごとに売上の詳細を表示します。
メタデータ ペインで [Order Date] を展開します。[Order Date.Calendar Date] 階層を、データ ペインの [ここにフィルタを設定するフィールドをドロップします] 領域までドラッグします。
データ ペインで、Order Date.Calendar Date フィルタの右側にある矢印をクリックし、[(すべて)] レベルのチェック ボックスをオフにします。次に、[2002]、[H1 CY 2002]、[Q1 CY 2002] の順に展開し、[February 2002] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックします。
次のように、2002 年 2 月におけるインターネットでの売上が、地域別および製品ライン別に表示されます。
メタデータ ペインで、[Customer]、[Demographic]、[Commute Distance] 属性階層、[Members]、[All] の順に展開します。
[10+ Miles] メンバを右クリックし、[サブキューブ領域に追加] をクリックします。
データ ペインの上にあるフィルタ ペインに、[Commute Distance] が表示されます。データ ペインに表示される値がフィルタ選択され、通勤距離が 10 マイルを超える顧客のデータが表示されるようになりました。この効果は、多次元式 (MDX) クエリ ステートメントの WHERE 句と同じです。詳細については、「MDX クエリの基礎 (MDX)」を参照してください。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。