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既定のテーブル名の変更

データ ソース ビューのオブジェクトの FriendlyName プロパティ値を変更することにより、これらのオブジェクトにわかりやすい名前が割り当てられるようになります。これらのオブジェクト名は、定義した後も変更することができます。

この実習では、Adventure Works DW データ ソース ビューに追加した各テーブルの表示名から Dim プレフィックスと Fact プレフィックスを削除して、わかりやすい名前にします。これにより、次のレッスンで定義するキューブ オブジェクトとディメンション オブジェクトが使いやすくなります。

注意注意

使いやすさをさらに向上するため、列の表示名を変更して、計算列を定義し、データ ソース ビューのテーブルやビューを結合します。

テーブルの既定の名前を変更するには

  1. データ ソース ビュー デザイナ[テーブル] ペインで、[FactInternetSales] テーブルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。Adventure Works Tutorial データ ソース ビューの FactInternetSales オブジェクトのプロパティが表示されます。

  2. [プロパティ] ウィンドウのタイトル バーにある [自動的に隠す] ボタンをクリックします。これにより、[プロパティ] ウィンドウが表示されたままになります。

    データ ソース ビューの各テーブルのプロパティを変更するときは、[プロパティ] ウィンドウを開いたままにしておくと便利です。[自動的に隠す] ボタンをクリックしてウィンドウを開いたまま固定しておかないと、ダイアグラム ペイン内の別のオブジェクトをクリックしたときに [プロパティ] ウィンドウが閉じてしまいます。

  3. FactInternetSales オブジェクトの FriendlyName プロパティをクリックして、「InternetSales」と入力します。

    FriendlyName 以外のセルをクリックすると、変更が適用されます。次のレッスンでは、このファクト テーブルを基にしてメジャー グループを定義します。このレッスンで表示名を変更したので、次に作成するファクト テーブルの名前も FactInternetSales ではなく InternetSales になります。

  4. [テーブル] ペインで [DimProduct] をクリックします。[プロパティ] ウィンドウで、FriendlyName プロパティを Product に変更します。

  5. データ ソース ビューの他のテーブルについても、同じ方法で FriendlyName プロパティを変更します。つまり、Dim プレフィックスを削除します。

  6. 操作が完了したら、[自動的に隠す] ボタンをクリックして、[プロパティ] ウィンドウを再び非表示にします。

  7. [ファイル] メニューまたは BI Development Studio のツール バーで、[すべてを保存] をクリックして、Analysis Services Tutorial プロジェクトに対するこの時点までの変更を保存します。ここでチュートリアルを終了しても、後でこの続きから再開できます。