例外メッセージ ボックスのプログラミング
例外メッセージ ボックスは、MicrosoftSQL Server のグラフィカルなコンポーネントと共にインストールされ、これらのコンポーネントで使用するプログラム インターフェイスです。例外メッセージ ボックスは、サポートされるマネージ アセンブリです。アプリケーションで例外メッセージ ボックスを使用することで、メッセージ エクスペリエンスを高い柔軟性で制御し、ユーザーが後で参照できるようにエラー メッセージを保存したり、メッセージのヘルプを表示できるようにすることができます。例外メッセージ ボックスは、SQL Server Compact 3.5 SP1 を除く SQL Server のすべてのエディションでインストールされるため、SQL Server クライアント コンポーネントがインストールされているコンピュータであれば追加の構成なしで使用できます。
Microsoft.SqlServer.MessageBox 名前空間の ExceptionMessageBox クラスには、MessageBox クラスなどの全機能が含まれています。ExceptionMessageBox はマネージ コード例外を効率よく処理できるように設計されており、MessageBox の使用が考えられる作業に最適です。例外メッセージ ボックスを使用することで、次のことが可能になります。
カスタマイズされたボタン テキストを最大 5 個まで提供できます。ボタンやダイアログ ボックスのサイズは、各テキストの長さに応じて自動的に変更されます。
メッセージのタイトル、テキスト、ボタン テキスト、ヘルプ リンクがある場合は、ユーザーがこれらをクリップボードにコピーしたり、この情報を電子メール メッセージで送信できます。
ユーザーが [追加情報] をクリックすると、階層リレーションシップを表すツリー形式で、基になる例外やエラーをすべて表示できます。
同じ例外が再度発生した場合に、メッセージを表示するかどうかをユーザーが決定できます。
例外に関連付けられたヘルプ リンクを使って、オンライン ヘルプ システムにアクセスできます。
詳細については、「例外メッセージ ボックスをプログラムする方法」を参照してください。