埋め込みデータ ソースまたは共有データ ソースを作成する方法
レポート デザイナでは、データ ソースは、名前、場所、および接続文字列を指定します。Reporting Services は、2 種類のデータ ソース (埋め込みおよび共有) をサポートします。埋め込みデータ ソースは、レポート定義内で定義され、そのレポートでのみ使用されます。共有データ ソースは、個別のアイテムとして定義され、複数のレポートで使用できます。埋め込みソースは、レポート デザイナでのみ作成できます。共有データ ソースは、レポート デザイナまたはレポート マネージャで作成できます。レポートをパブリッシュした後、埋め込みデータ ソースと共有データ ソースは両方ともレポート定義とは別に管理されます。
レポートで使用されているすべてのデータ ソースを表示するには、レポート デザイナのレポート データ ペインを使用します。これらのデータ ソースは、埋め込みデータ ソースか、共有データ ソースへの参照です。共有データ ソースを表示するには、ソリューション エクスプローラを使用します。埋め込みデータ ソースは共有データ ソースに変換できます。
埋め込みデータ ソースまたは共有データ ソースを作成するには
ツール バーのレポート データ ペインで、[新規作成]、[データ ソース] の順にクリックします。[データ ソースのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
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注意レポート データ ペインが表示されていない場合は、[表示] メニューの [レポート データ] をクリックします。
[名前] ボックスにデータ ソースの名前を入力するか、既定値をそのまま使用します。
注意データ ソース名は、レポートの内部で使用されます。判別がつきやすいように、データ ソース名には、接続文字列に指定するデータベース名を含めることをお勧めします。
埋め込みデータ ソースの場合、[埋め込み接続] が選択されていることを確認します。
[種類] ボックスの一覧から、データ ソースの種類 ([Microsoft SQL Server] や [OLE DB] など) を選択します。
次の選択肢の 1 つを使用して、接続文字列を指定します。
[接続文字列] ボックスに接続文字列を直接入力します。接続文字列の例の一覧については、「データ ソースへの接続 (Reporting Services)」を参照してください。
式 ([fx]) ボタンをクリックして、接続文字列を評価する式を作成します。[式] ダイアログ ボックスで、式ペインに式を直接入力します。[OK] をクリックします。
[編集] をクリックして、手順 2. で選択したデータ ソースの種類の [接続のプロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。
データ ソースの種類に合わせて [接続のプロパティ] ダイアログ ボックスのフィールドに入力します。接続のプロパティには、データ ソースの種類、データ ソースの名前、および使用する資格情報が含まれます。このダイアログ ボックスで値を指定した後、[接続テスト] をクリックして、データ ソースが使用可能であること、および指定した資格情報が正しいことを確認します。特定のデータ ソースの種類の詳細については、「レポート データへの接続の操作方法に関するトピック」を参照してください。
共有データ ソースの場合は、[共有データ ソース参照を使用する] が選択されていることを確認します。
[新規作成] をクリックします。[共有データ ソース] のプロパティ ダイアログ ボックスで、手順 2. および 3. を実行して新規データ ソースを作成します。
[OK] をクリックします。
ソリューション エクスプローラの [共有データ ソース] フォルダに、新しい共有データ ソースが表示されます。
[OK] をクリックします。
データ ソースがレポート データ ペインに表示されます。共有データ ソースの場合、これは、ソリューション エクスプローラに表示されるデータ ソースへの参照を含む新しいデータ ソースです。
既存のデータ ソースをインポートするには
ソリューション エクスプローラで、レポート サーバー プロジェクトの [共有データ ソース] フォルダを右クリックして、[既存項目の追加] をクリックします。[既存項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
既存のレポート定義共有データ ソース (rds) ファイルを参照して、[開く] をクリックします。
[OK] をクリックします。
埋め込みデータ ソースを共有データ ソースに変換するには
- レポート データ ペインでデータ ソースを右クリックし、[共有データ ソースに変換] をクリックします。
関連項目