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散布図

散布図では、点のセットとして系列が表示されます。値は、グラフ上の点の位置によって表されます。カテゴリは、グラフ上のさまざまなマーカーによって表されます。散布図は、通常、カテゴリ全体の集計データを比較するために使用されます。散布図にデータを追加する方法の詳細については、「グラフ データ領域へのデータの追加」を参照してください。

次の図は、散布図の例を示しています。

散布図

種類

  • バブル : バブル チャートでは、1 つのデータ ポイントの 2 つの値の差を、バブルのサイズに基づいて表示します。バブルが大きいほど、2 つの値の差が大きくなります。

  • 3-D バブル : バブル チャートが 3D で表示されます。

散布図のデータに関する注意点

  • 散布図は、一般的に、科学、統計、工学のデータなど、数値を表示して比較する場合に使用されます。

  • 時間に関係なく多数のデータ ポイントを比較する場合は、散布図を使用します。散布図に含まれるデータが多いほど、比較しやすくなります。

  • バブル チャートでは、データ ポイントごとに 2 つの値 (最高値と最低値) が必要になります。

  • 散布図は、データ ポイントの値および集合の分布を処理する場合に理想的です。数千個のポイントなど、データセットに含まれるポイントが多い場合、これは最適なグラフです。複数の系列を散布図上に表示するとデータが複雑で見づらくなるため、このような表示は避けるようにします。この場合は、折れ線グラフの使用を検討してください。

  • 散布図では、既定で、データ ポイントが円として表示されます。散布図に複数の系列がある場合は、各ポイントのマーカーの形状を、四角形、三角形、ひし形など別の形に変更することを検討してください。