次の方法で共有


URL でのレポート言語パラメータの設定

rs:ParameterLanguage URL アクセス パラメータは、カルチャが特定されたレポート パラメータ (日付、時刻、通貨、数値など) がブラウザの言語を使用して解釈されるという問題を軽減します。rs:ParameterLanguage を使用すると、URL はブラウザとは無関係に解釈されるようになります。たとえば、レポート サーバーの地域がドイツ語に設定されている場合、ユーザーが [英語 (U.S.)] に設定されているブラウザを使用してレポートの URL にアクセスすると、レポート サーバーに渡されるパラメータ値は間違って解釈されます。

レポートには次の URL を検討してください。

http://<Server Name>/Reportserver?/SampleReports/Product+Line+Sales&rs:Command=Render&StartDate=4/10/2008&EndDate=11/10/2008

上記の場合、カルチャ "de-de" で実行されているサーバーでは、電子メール サブスクリプションまたはハイパーリンクを使用して URL が生成されます。上記のハイパーリンクは、レポートのパラメータが、ドイツ語の日付と時刻の標準に基づいた開始日 2008 年 10 月 4 日と終了日 2008 年 10 月 11 日に設定される必要があることを示しています。この場合に、ユーザーが "en-us" に設定されたブラウザを使用して URL にアクセスすると、サーバーで解釈される値が、英語 (U.S.) の日付と時刻の標準により、2008 年 4 月 10 日と 2008 年 11 月 10 日になります。この問題を解決するには、rs:ParameterLanguage を使用してパラメータの解釈をブラウザの言語より優先させます。

http://<Server Name>/Reportserver?/SampleReports/Product+Line+Sales&rs:Command=Render&StartDate=4/10/2008&EndDate=11/10/2008&rs:ParameterLanguage=de-DE

URL アクセス パラメータ rc:Parameters には、値 TrueFalse 以外に、値 Collapsed を渡すことができるようになりました。URL に rc:Parameters=Collapsed を使用すると、HTML ビューアのパラメータ領域が見えないように折りたたまれます。ただし、ユーザーが切り替えることができます。値を False に設定すると、HTML ビューアのツール バーからパラメータ領域が完全に削除され、エンド ユーザーがその領域を使用できません。

関連項目

参照

その他の技術情報