データ フロー コンポーネントでエラー出力を構成する方法
多くのデータ フロー コンポーネントがエラー出力をサポートしており、SSIS デザイナでエラー出力を構成する方法は、コンポーネントに応じて異なります。エラー出力の構成以外に、エラー出力の列を構成することもできます。これには、コンポーネントによって追加される [ErrorCode] 列や [ErrorColumn] 列の構成が含まれます。
エラー出力の構成
エラー出力を構成する場合、2 つのオプションがあります。
[エラー出力の構成] ダイアログ ボックスを使用します。このダイアログ ボックスを使用すると、エラー出力をサポートするデータ フロー コンポーネントでエラー出力を構成できます。
コンポーネントのエディタ ダイアログ ボックスを使用します。いくつかのコンポーネントでは、エディタ ダイアログ ボックスから直接エラー出力を構成できます。ただし、ADO NET ソース、列インポート変換、OLE DB コマンド変換、または SQL Server Compact 変換先のエディタ ダイアログ ボックスからはエラー出力を構成できません。
次の手順では、これらのダイアログ ボックスを使用してエラー出力を構成する方法を説明します。
[エラー出力の構成] ダイアログ ボックスを使用してエラー出力を構成するには
Business Intelligence Development Studio で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラで、パッケージをダブルクリックして開きます。
SSIS デザイナの [データ フロー] タブをクリックします。
赤い矢印で表示されているエラー出力を、エラー元のコンポーネントからデータ フローの別のコンポーネントにドラッグします。
[エラー出力の構成] ダイアログ ボックスで、コンポーネントの入力の各列について、[エラー] 列および [切り捨て] 列のアクションを選択します。
更新されたパッケージを保存するには、[ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。
コンポーネントのエディタ ダイアログ ボックスを使用してエラー出力を追加するには
Business Intelligence Development Studio で、使用するパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラで、パッケージをダブルクリックして開きます。
SSIS デザイナの [データ フロー] タブをクリックします。
エラー出力を構成するデータ フロー コンポーネントをダブルクリックし、コンポーネントに応じて、次のいずれかの手順を実行します。
[エラー出力の構成] をクリックします。
[エラー出力] をクリックします。
各列の [エラー] オプションを設定します。
各列の [切り捨て] オプションを設定します。
[OK] をクリックします。
更新されたパッケージを保存するには、[ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。
エラー出力列の構成
エラー出力列を構成するには、[詳細エディタ] ダイアログ ボックスの [入力プロパティと出力プロパティ] タブを使用します。
エラー出力列を構成するには
Business Intelligence Development Studio で、使用するパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラで、パッケージをダブルクリックして開きます。
SSIS デザイナの [データ フロー] タブをクリックします。
構成するエラー出力列が含まれているコンポーネントを右クリックし、[詳細エディタの表示] をクリックします。
[入力プロパティと出力プロパティ] タブをクリックして、[<コンポート名>のエラー出力] を展開してから [出力列] を展開します。
列をクリックして、プロパティを更新します。
注意 列の一覧には、コンポーネントの入力列、前のエラー出力で追加された [ErrorCode] 列と [ErrorColumn] 列、このコンポーネントによって追加された [ErrorCode] 列と [ErrorColumn] 列が表示されます。
[OK] をクリックします。
更新されたパッケージを保存するには、[ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。