変換先でのデータの読み込み
Integration Services パッケージにデータ フロー タスクを含めた後、パッケージのデータ フローの作成を開始できます。Integration Services には、変換元、変換、および変換先の、3 種類のデータ フロー コンポーネントが含まれます。
次の図は、1 つの変換元、2 つの変換、および 1 つの変換先を持つ、簡単なデータ フローを示しています。
ファイルやデータベースにデータを読み込み、その他の処理にデータを提供するには、変換先を使用します。たとえば、DataReader 変換先は、Reporting Services レポート用のデータを提供できます。1 つのデータ フローには、さまざまなデータ ストアにデータを読み込む複数の変換先を含めることができます。詳細については、「Integration Services の変換先」を参照してください。
カスタムの変換先を記述することもできます。詳細については、「カスタム データ フロー コンポーネントの開発」および「特定の種類のデータ フロー コンポーネントの開発」を参照してください。
変換先は、変換元をデータ フロー デザイナに追加して構成した後、データ フロー デザイナに追加できます。変換先の構成を完了するには、データ フロー内の別の変換または変換元の出力を変換先の入力に連結することにより、変換先をデータ フローに連結する必要があります。2 つのデータ フロー コンポーネント間のコネクタは、パスと呼ばれます。コンポーネントの連結とパスを使用した作業の詳細については、「パスを使用したコンポーネントの連結」を参照してください。
パッケージ作成時に変換先を追加および構成するには
SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードまたは Integration Services 接続プロジェクト ウィザードのいずれかを使用します。
変換先の作成と構成に加えて、これらのウィザードでは、データ ソースと、変換元および変換先で使用される接続マネージャの作成と構成を行うこともできます。詳細については、「ウィザードを使用したパッケージの作成」を参照してください。
変換先を既存のデータ フローに追加するには
変換先をデータ フローに連結するには
変換先のプロパティを設定するには
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