レポート マネージャでレポート履歴にスナップショットを追加する方法 (レポート ビルダ 2.0)
レポート履歴とは、時間の経過と共に作成されるレポート スナップショットの集まりです。レポート スナップショットは、特定の時点で取得されたレイアウト情報およびクエリ結果を含むレポートです。レポートを選択したときに最新のクエリ結果を取得する要求時レポートとは異なり、レポート スナップショットはスケジュールに従って処理され、その後、レポート サーバーに保存されます。表示するレポート スナップショットを選択すると、レポート サーバーによってレポート サーバー データベースに格納されたレポートが取得され、スナップショット作成時点のレポートで最新だったデータとレイアウトを表示します。
レポート スナップショットは、特定の表示形式では保存されません。その代わりに、レポート スナップショットは、ユーザーまたはアプリケーションが要求したときのみ、最終的な表示形式 (HTML など) で表示されます。遅延表示により、スナップショットの移植性が実現します。レポートは、要求元のデバイスまたは Web ブラウザの適切な形式で表示できます。
レポート履歴にスナップショットを手動で追加するには
レポート マネージャで、履歴を表示するレポートに移動し、そのレポートをクリックして開きます。
[履歴] タブをクリックします。
[新しいスナップショット] をクリックします。[実行時] 列に新しいスナップショットが作成されます。
注意 レポート履歴にスナップショットを追加するには、管理者がレポート履歴の構成で [履歴の手動作成を許可する] に設定しておく必要があります。詳細については、Reporting Services のドキュメント (SQL Server オンライン ブック) の「レポート履歴を制限する方法 (レポート マネージャ)」を参照してください。
[適用] をクリックします。
レポート履歴にすべてのスナップショットを自動で追加するには
既にレポート実行スナップショットとして実行するように構成されたレポートでは、追加のプロパティを設定することで、スナップショットが更新されるたびにスナップショットのコピーをレポート履歴に保存できます。
レポート マネージャでレポートを開きます。
[プロパティ] タブをクリックします。
[履歴] タブをクリックします。
[すべてのレポート実行スナップショットを履歴に格納する] チェック ボックスをオンにします。
[適用] をクリックします。
スケジュールを基にスナップショットを自動でレポート履歴に追加するには
レポート マネージャで、履歴を表示するレポートに移動し、そのレポートをクリックして開きます。
[プロパティ] タブをクリックします。
[履歴] タブをクリックします。
[次のスケジュールを使用して、スナップショットをレポート履歴に追加する] チェック ボックスをオンにします。次のいずれかを実行します。
[レポート固有のスケジュール] をクリックします。スケジュールの詳細を入力し、スケジュールの開始日と終了日を選択して、[OK] をクリックします。
[共有スケジュール] を選択します。一覧から適切なスケジュールを選択します。
[適用] をクリックします。