フィルタ式の例 (レポート ビルダ 2.0)
フィルタを作成するには、1 つ以上のフィルタ式を指定する必要があります。フィルタ式には、式、データ型、演算子、および値が含まれます。ここでは、一般的に使用されるフィルタの例を示します。
フィルタの例
次の表は、さまざまなデータ型と演算子を使用するフィルタ式の例を示します。比較のスコープは、フィルタが定義されたレポート アイテムによって決まります。たとえば、データセットに定義されたフィルタの場合、[上位 10%] はデータセットの値の上位 10% になります。グループに定義されたフィルタの場合、[上位 10%] はグループの値の上位 10% になります。
単純式 |
データ型 |
演算子 |
値 |
説明 |
---|---|---|---|---|
[SUM(Quantity)] |
Integer |
> |
7 |
7 より大きいデータ値が含まれます。 |
[SUM(Quantity)] |
Integer |
TOP N |
10 |
上位 10 データ値が含まれます。 |
[SUM(Quantity)] |
Integer |
TOP % |
20 |
上位 20% のデータ値が含まれます。 |
[Sales] |
Text |
> |
=CDec(100) |
$100 より大きい System.Decimal 型 (SQL "money" データ型) のすべての値が含まれます。 |
[OrderDate] |
DateTime |
> |
2088-01-01 |
2008 年 1 月 1 日から現在の日付までのすべての日付が含まれます。 |
[OrderDate] |
DateTime |
BETWEEN |
2008-01-01 2008-02-01 |
2008 年 1 月 1 日から 2008 年 2 月 1 日までの日付が含まれます。 |
[Territory] |
Text |
LIKE |
*east |
最後に "east" が付くすべての販売区域名。 |
[Territory] |
Text |
LIKE |
%o%th* |
名前の先頭に North と South が含まれるすべての販売区域名。 |
=LEFT(Fields!Subcat.Value,1) |
Text |
IN |
B, C, T |
B、C、T のいずれかの文字で始まるすべてのサブカテゴリ値。 |
レポート パラメータの例
次の表は、単一値か複数値のパラメータ参照を含むフィルタ式の例を示します。
パラメータの型 |
(フィルタ) 式 |
演算子 |
値 |
データ型 |
---|---|---|---|---|
単一値 |
[EmployeeID] |
= |
[@EmployeeID] |
整数 |
複数値 |
[EmployeeID] |
IN |
[@EmployeeID] |
整数 |