レポート マネージャでレポートをキャッシュする方法 (レポート ビルダ 2.0)
パフォーマンスを向上させる方法の 1 つに、レポートのキャッシュ プロパティを構成することがあります。レポートをキャッシュに格納した場合、表示されたレポートのコピーが短時間、保存されます。レポートを要求した 1 人目のユーザーは、すべての処理が完了しないとレポートを閲覧できませんが、それ以降、同じレポートを要求したユーザーは、キャッシュの保持時間内であれば、処理が既に完了しているため、すぐにレポートを閲覧できます。
キャッシュできるレポートの種類には制限があります。たとえば、レポート出力がユーザー ID によって異なる場合や、レポートを要求したユーザーのセキュリティ トークンを使ってデータが取得される場合、レポートをキャッシュすることはできません。詳細については、Reporting Services のドキュメント (SQL Server オンライン ブック) の「Reporting Services でのレポートのキャッシュ」を参照してください。
キャッシュされたレポートの有効期限をスケジュールするには
レポート マネージャで [コンテンツ] ページに移動します。キャッシュ プロパティを設定するレポートに移動し、そのレポートをクリックして開きます。
[プロパティ] タブをクリックします。
左フレームの [実行] タブをクリックします。
このページで、[最新データを使用して、このレポートを表示する] を選択します。
次の 2 つのキャッシュ オプションのいずれかを選択し、以下のように有効期限を構成します。
キャッシュされたコピーが、特定の期間が過ぎた後で有効期限が切れるように構成するには、[レポートの一時コピーをキャッシュします。レポートのコピーの有効期限は数分後に切れます。] をクリックします。レポートの有効期限を分単位で入力します。
キャッシュされたコピーが、スケジュールに基づいて有効期限が切れるように構成するには、[レポートの一時コピーをキャッシュします。次のスケジュールでレポートのコピーの有効期限は切れます。] をクリックします。[構成] をクリックするか、レポートの有効期限を制御する共有スケジュールを選択します。
[適用] をクリックします。