[色の選択] ダイアログ ボックス (レポート ビルダ 2.0)
[色の選択] ダイアログ ボックスを使用すると、データ領域やテキスト ボックスにある 1 つまたは複数のセルの背景色や、グラフの色のオプションを指定できます。
オプション
[カラー セレクタ]
色の選択方法を指定する 3 つのオプションから選択します。ピッカー - カラー サークル 色合い/鮮やかさ/明るさ (HSB) の色値を使用して色を選択します。
ピッカー - カラー スクエア 赤/緑/青 (RGB) の色値を使用して色を選択します。
パレット - 標準色 定義済みの色値の一覧から色を選択します。
[カラー サークル]
HSB 値は円筒座標系に対応しているため、HSB 色に使用します。色合いは実際の色、鮮やかさは色の純度、明るさは相対的な明るさや暗さを表します。色を選択すると、円の中心で色が決まります。色合いを変更するには、カラー スライダを使用します。X 座標と Y 座標はそれぞれ、鮮やかさの値と明るさの値を表します。
[カラー スクエア]
RGB 値はデカルト座標系に対応しているため、RGB 色に使用します。R は赤、G は緑、B は青の値を表します。色を選択すると、正方形の中心で色が決まります。カラー スライダを使用して、選択した色の範囲を変更します。X 座標と Y 座標は、残りの 2 つの色を表します。たとえば、緑を選択した場合、スライダでは緑の値の範囲が示され、X 座標と Y 座標では赤と青の値がそれぞれ示されます。
[パレットの標準色]
.NET Framework の KnownColor 列挙体の名前付きの色に使用します。[カラー システム]
RGB 色または HSB 色を指定します。ここで行う選択により、RGB 値または HSB 値が表示されるように画面が変更されます。これらの値は、[カラー セレクタ] のカラー サークルまたはカラー スクエアを使用する際に対話的に更新されます。色に透明度の値を指定できる場合は、いくつかのプロパティで [アルファ] 値が表示されます。たとえば、グラフの系列を塗りつぶす場合などがこれに該当します。透明度をサポートしていないプロパティでは、この値が無効になっています。
[赤]
RGB 色の赤の要素を表す 10 進値です。スピン ボックスを使用して値を変更するか、0 ~ 255 の値を入力します。[緑]
RGB 色の緑の要素を表す 10 進値です。スピン ボックスを使用して値を変更するか、0 ~ 255 の値を入力します。[青]
RGB 色の青の要素を表す 10 進値です。スピン ボックスを使用して値を変更するか、0 ~ 255 の値を入力します。[アルファ]
アルファ (色の透明度) を表す 10 進値です。この値が有効な場合は、スライダを使用して透明度を調整できます。[色合い]
HSB 色の色合いを表す 10 進値です。スピン ボックスを使用して値を変更するか、0 ~ 255 の値を入力します。[鮮やかさ]
HSB 色の鮮やかさを表す 10 進値です。スピン ボックスを使用して値を変更するか、0 ~ 255 の値を入力します。[明るさ]
HSB 色の明るさを表す 10 進値です。スピン ボックスを使用して値を変更するか、0 ~ 255 の値を入力します。[色のサンプル]
ペインの左半分に現在の色が表示され、ペインの右半分に選択している新しい色が対話的に表示されます。既定の色がない場合は、ペインの左半分は白くなります。ほとんどの RDL のプロパティには既定の色がありません。